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ドラマ日記『シークレット同盟』&『君が獣になる前に』(初回)

男性恐怖症のイケメン女子・詩杏(松井愛莉さん)、彼女に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律子(長野凌大さん)、詩杏がバイトするカフェの料理長で絶世のプレイボーイ・蓮見(長妻怜央さん)。3人が繰り広げる歪な三角ロマンス『シークレット同盟』の初回。

大学内でも一目置かれるイケメン女子・詩杏は、極度の男性恐怖症と母の過干渉に悩んでいた。ある日、ナンパされ過呼吸になる詩杏の前に、律子と名乗る容姿端麗な後輩が現れる。親切に手を差し伸べる律子だったが、実は詩杏に執拗につきまとうヤバいストーカーだった。

PTSDを抱える詩杏は、ガード高めのマンションで一人暮らしながら、過保護な母・詩乃(しゅはまはるみさん)が度々電話をかけてきます。後半に出てくる新聞記事では、詩乃の再婚相手が、詩杏に日常的に性的暴力を行っており、止めに入った詩乃の交際相手を義父が刺した、と。

客もスタッフも女性オンリーという店に、バイト面接を受けに行った詩杏。上手くいかず、店を出てきたところで蓮見に接触しますが、普段男性に触れられるとPTSDの症状が出るのに、蓮見にはなぜか平気で。

マンション前で、再び詩杏が出会ったりつ子。昼間に荷物を落とした際、筆箱を渡し忘れていたというのですが、案の定、盗聴器。さらに律子は、詩杏の隣の部屋を借りている男性だった、というオチで終了。胸の傷は果たして…。ボーイッシュな松井さんがとにかく可愛いドラマ。

666人の死傷者を出した史上最悪のテロの実行犯で、その場で死亡した25歳の人気女優・希堂琴音(玉城ティナさん)。彼女が幼馴染の主人公・神崎一(北山宏光さん)を巡る、戦慄のノワール・サスペンス『君が獣になる前に』の初回。

「The Beast」と呼ばれる史上最悪の毒ガステロが発生。テロの犯人は・神崎一の幼馴染である若手人気俳優・希堂琴音だった。琴音と仲が良かった若手俳優・宮ノ森真由(鳴海唯さん)と共に犯行動機を調べ出すも、途中で何者かに銃殺されてしまう。

葬儀社社員の神崎が徹夜明けに帰路についていると、ビルには琴音の巨大看板。地下鉄に向かおうとすると、その琴音が現れて。眠いながらも食事に付き合って、別れようとすると「残念だな。私を止められたのは、おにぃだけだったのに」と謎の言葉。睡眠不足で、判断が鈍っていた神崎はスルー。

自宅で寝ていると警察がやってきて、神崎が琴音に最後に会った重要参考人だと告げられ、取調室でテロ事件の全貌を見せられる神崎。直鉄サリン事件を思わせる地獄絵図が、なかなか攻めてます。事件を起こしたことも、琴音が死んだことも信じられない、受け入れられないという北山さんの転がる演技が迫真。

そんな神崎に接触してきたのが琴音を心配する、真由と人気俳優・ジュンペイ(吉村界人さん)、実業家の大久保玄奘(高橋光臣さん)、琴音のマネージャーの塩見優(戸田菜穂さん)。琴音が何者かに強要されたかも知れないので、真相を探ろうという話になり。

しかし、神崎と塩見が乗った車に、他の車が正面からぶつかってこようとしてきて、ジュンペイに連絡すると殺害シーンが実況中継。大久保も狙われており。真由と神崎はそれでも探ろうとしますが、暗殺者・井上カンナ(ガム女=ベッキーさん)に銃殺され、あっさり死亡。

しかし、実はこの作品はタイムリープものでした。テロ当日、生き返った神崎は地下鉄に向かいますが、すでに人々が続々倒れていて。神崎が琴音と再会し、二人共死んだところで終了。

次回は10日前にタイムリープするようです。

余談:本日、NHK総合でお昼に再放送される朝ドラ『ちゅらさん』(2001年)第6話は、序盤の子役パートのハイライト。防波堤での別れが最高です(小浜島に10連泊した男)。


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