苦難のフライト課程と恋愛フラグ…今週の『舞いあがれ！』
東大阪市と長崎県・五島列島を舞台に、空高く飛びたいと夢見る舞（浅田芭路さん→福原遥さん）が、パイロットになるべく努力を重ね、やがて夢の飛行機作りに情熱を燃やす朝ドラ『舞いあがれ！』の第9週「私らはチームや」。
貴司（赤楚衛二さん）が舞に絵葉書をよこした月曜日。添えられていた「トビウオが 飛ぶとき ほかの魚は知る 水の外にも 世界があると」という短歌に、本作の世界観が戻ってきた感。
帯広校では3人1組。舞は宮崎校でも一緒だった柏木（目黒蓮さん）と水島（佐野弘樹さん）と同じグループへ。しかし、担当教官は厳しい大河内（吉川晃司さん）。早速、目をつけられた舞の課題に付き合ってくれる水島、そしてそれを引き継いだ柏木。明らかにデレ始めている（笑）。
舞らが初フライトに挑戦した火曜日。映像や演出もあるのですが、福原さんの熱演もあり、緊張感がビシビシ伝わってきます。涙の寸止めも良かったなあ。
フライトを終え、舞だけでなく皆食欲がないというシーンにリアリティ。それでいて、夜になるとやはりお腹が空き、カップ麺を食べようと舞が休憩室に行くと、吉田（醍醐虎汰朗）も同じで。退学騒動時のお礼を言う吉田。二人を見て、引き返す柏木の表情。
舞の親友・久留美（山下美月さん）が、舞の兄・悠人（横山裕さん）と偶然会った水曜日。会社を辞めて、投資家になっていた悠人。看護師になった久留美の名前を忘れていた上に、「きつい仕事」「地道に」と、無意識にイラつかせるも、これは逆に将来の恋愛フラグかも。
一方。フライト訓練での着陸が上手くいかず、大河内教官に指導される舞。周囲の声も聞こえないほど悩む様子を見て、柏木は「部屋に来い」といい、舞の着陸のイメージトレーニングに付き合うことに。それを見て、複雑な表情を浮かべる吉田という、三角関係展開か。
イメトレの過程で、舞の手に柏木の手が乗っかった木曜日。二人がいい感じと思ったのも束の間、柏木がスランプなのか訓練でミス連発。飛行訓練の判断を巡っては、柏木が水島と大喧嘩。チームに亀裂が…。
一人で何とかしようとする意固地な柏木を見捨てず、舞が周囲にも声を掛け、体育館でフライトシミュレーションが行われた金曜日。柏木は自信を取り戻し、スランプ脱出。
中間審査の前夜、体育館でイメージトレーニングをしている舞のもとにやってきた柏木。お互いにエールを交わした後、柏木は「俺、お前のこと…」と口にしたところでエンド。
まだ恋の告白には早い気がしますが、来週のサブタイトルは「別れと初恋」。これが「初恋と別れ」ならば、早々と舞と柏木が破局ということでしょうが、仲間の誰かが退学で「別れ」＆舞の「初恋」ということでしょうね。にしても、そもそも初恋が遅過ぎ（笑）。
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