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ドラマ日記『最高の教師』(第9話)

卒業式の日に4階から突き落とされた教師・九条里奈(松岡茉優さん)が、「死にたくない!」と願った瞬間、始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第9話。

鵜久森(芦田愛菜さん)の事件の日、不自然に学校に居た浜岡(青木柚さん)を追いつめた生徒達。秘密を知る彼が…その真相を明らかに!?そこから明かされた事実に、ある生徒は非情な程に追い込まれてしまう。

浜岡はクラスのボスだった相楽(加藤清史郎さん)ではなく、相楽とつるんでいた西野美月(茅島みずきさん)から頼まれ、化学準備室にカメラを仕掛け、鵜久森と東風谷(當真あみさん)の(同性愛的な)会話を収録。

それをネタに西野は鵜久森を、工事中の新校舎に呼び出し、データーをちらつかせながら話をするうちに揉み合いとなり、鵜久森は転落死したのでした。追い詰められた西野は、野辺(田牧そらさん)、金澤(田鍋梨々花さん)らと自殺しようとしますが、教室全体で捜索し、阻止。

教室に戻った西野は「私はそんなつもりはなかった」と意図的な殺人ではなかったと語るのですが、九条は「逃げるなよ。クラスメイトが命を失ったんです。その一言で逃げられるわけない」と強い言葉。

そして、教室に入ってきた鵜久森の母・美雪(吉田羊さん)は「私はこの出来事を許すことはできない」としながらも、「もしも、唯一こうしてもらえたらと願うことを言ってもいいのならば、忘れないでいて欲しい。あの子のことを。あの子が最後、何を伝えようとしたのかも」と。羊さん、さすがの演技。

ラスト、九条のモノローグ「私を突き落としたあの手の持ち主は、西野さんではない。あの人であることは間違いない」と。「あの子」や「あの生徒」ではなく、「あの人」。大人ならば、夫(松下洸平さん)の可能性も。



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