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新ドラマ『ファーストペンギン!』&『PICU』&『少年のアビス』

福岡出身の女優・奈緒さんといえば、朝ドラ『半分、青い。』でヒロインの親友役として注目され、その後に出演した『あなたの番です』の怪演が話題を呼びました。最近ですと、『恋です!』で弱視の主人公(杉咲花さん)の、過保護な姉役が記憶に残ります。

そんな奈緒さん主演のドラマ『ファーストペンギン!』が、10月から放送。「漁業6次産業化」を成功させた坪内知佳さんががモデルで、脚本は『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN-仁-』『ごちそうさん』『天皇の料理番』『おんな城主 直虎』『義母と娘のブルース』とハズレなしの森下佳子さん。

「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザー(奈緒さん)と、彼女とともに改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”をモデルにしたリアル・サクセスストーリー。

刑事ドラマと並んで多い医療ドラマ。さまざま分野の医師が主人公となりますが、小児科医は意外に少な目。斎藤工さん主演『最上の命医』、山﨑賢人さん主演『グッド・ドクター』あたりが挙がるでしょうか。『コウノドリ』自体は産科医療ですが、坂口健太郎さん演じる白川は新生児科医でした。

そんな小児科医が主人公の新ドラマ『PICU 小児集中治療室(仮題)』が10月からスタート。主演は、大河ドラマ『青天を衝け』で主役を務めた吉沢亮さん。脚本は、『刑事ゆがみ』『うきわ-友達以上、不倫未満-』の倉光泰子さん。

北海道の駆け出しの小児科医(吉沢さん)が、先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして、1秒でも早くPICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く、感涙必至のメディカル・ヒューマンドラマ。

「ドラマは現代を映す鏡」と言われるように、社会問題もよく描かれます。例えば、『ひきこもり先生』では中高年の引きこもり、『青のSP』ではヤングケアラ―が取り上げられていました。

そんな問題を抱える高校生が主人公のドラマ『少年のアビス』が9月1日からスタート。主演は子役出身の荒木飛羽さん。『G線上のあなたと私』では、中川大志さんの幼少期を演じていました。峰浪りょうさんのマンガ原作で、脚本は映画『風の電話』の狗飼恭子さん。

生まれ育った環境に縛られ、絶望の淵にいた高校生の主人公(荒木さん)が、ある出会いをきっかけに、生きることは何か、希望を追い求める、“心中”から始まる“スーサイドラブストーリー”。





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