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週末解決…今週の『ちむどんどん』

復帰前の沖縄で、4人兄妹の次女として生まれ育ち、復帰とともに、東京で働き始めるヒロイン・比嘉暢子(稲垣来泉さん→黒島結菜さん)が、やがて沖縄料理の店を開くことになる朝ドラ『ちむどんどん』の第11週「ポークとたまごと男と女」。

シェフの二ツ橋(高嶋政伸さん)が、怪我で1か月入院することになった月曜日。厨房は大混乱となり、オーナーの房子(原田美枝子さん)はシェフ代行として、6年目の暢子を大抜擢するも、先輩達の間には不穏な空気。まあ、当然そうなりますよね。

一方、今も養豚場で働く賢秀(竜星涼さん)は、養豚場の娘・清恵(佐津川愛美さん)と大喧嘩するも恋愛フラグ。さらに、優子(仲間由紀恵さん)にも「共同売店」の店主・善一(山路和弘さん)と再婚フラグ&良子(川口春奈さん)は離婚危機。あちこちで恋愛モード。

和彦(宮沢氷魚さん)が、レストランで編集局長(阪田マサノブさん)と揉めた火曜日。男女の役割分担という話を、良子の件と呼応するように入れてきました。

賢秀から、暢子が謎のアドバイスを受けた水曜日。強気な態度でスタッフに接する暢子に、厨房の雰囲気は最悪に。そして、まさかの寝坊でレストランに遅刻。

一方、別居する良子に帰ってきて欲しい博夫(山田裕貴さん)は、家族を説得すると大見えを切るも、あっさり撃沈。良子に泣きつく結果に。山田さんは、来年の大河『どうする家康』では、本多忠勝役を演じるんですけどね。

暢子の遅刻が夢落ちと判明した木曜日。二ツ橋に会いに行ってヒントをつかもうとするもつかめず。賢秀のアドバイスも響かなかったものの、「他の家族を頼れ」という言葉を聞いて、母・優子(仲間由紀恵さん)に電話。

公衆電話で、10円玉ではあっという間に通話が切れる時代。暢子を気に掛ける三郎(片岡鶴太郎さん)が店内の客から10円玉を集め、通話中の暢子に届ける展開。ついに、優子の言葉から答えを見つけた暢子。社会人としては、基本中の基本のような気もしますが、案外盲点だったのでしょう。

スタッフたちに暢子が謝罪し、あっさり問題解決した金曜日。良子は教員に復帰し、博夫とも小康状態。和彦の件も、田良島(山中崇さん)のお陰で好転。賢秀も養豚場に戻り、清恵と仲直り。週の初めに問題が勃発、週末に解決するという典型的な朝ドラの一週間でした。


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