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ドラマ日記『となりのナースエイド』(2話)& 『婚活1000本ノック』(初回)

医療現場の縁の下の力持ち「ナースエイド(看護助手)」の桜庭澪(川栄李奈さん)が、病院で巻き起こる患者たちの仕事・恋愛・家族…と、ありとあらゆる問題を解決する病院リアルエンタメドラマ『となりのナースエイド』の第2話。

新米ナースエイド・澪は、オペ室での一件で病院中から腫れ物扱い。おまけに根も葉もないウワサまで流されて…。そんな中、特別個室にガンで入院中の人気インフルエンサー・高梨萌(恒松祐里さん)が突然手術を拒否。

初回、自分の正体を怪しむ天才外科医の竜崎大河(高杉真宙さん)に、澪が「私は人殺しです」エンドで引っ張った第2話。「冗談です」で誤魔化した澪に、今度こそ本当の事を言わせることになる展開。

超高額な病室に入院した、ステージ1の膵臓癌を患っている、超わがままな人気インフルエンサー・高梨萌が手術を拒否。困った竜崎が澪に説得を依頼。

芸能人として芽が出ず、インフルエンサーとして成功した萌。リベンジの為、セクシーシーンもある映画出演オファーを受けるのですが、体に傷が残る手術をしたくなかったというのが理由。『全裸監督2』のヒロインだった恒松さんを起用した妙。

絶対体に傷をつけないことを条件に手術を受けるという萌でしたが、絶対はない、嘘はつけないという竜崎を説得した澪。竜崎は交換条件として、澪の秘密を明かす事を要求。

手術は成功し、澪は竜崎に「私は姉を殺しました。私の姉はシムネス(奇病)だったんです」とまたもや次週に引っ張って終了。

朝ドラ的な視点からいうと、澪が『カムカムエヴリバディ』のひなた。竜崎が『舞いあがれ!』の刈谷先輩。恒松さんが『おかえりモネ』の明日美ということになります。

売れない小説家・南綾子(福田麻貴さん)の前に、山田クソ男(八木勇征さん)が幽霊となって出現。自らが成仏するために、綾子のバディとなって、彼女の婚活をサポートすることになる、奇想天外な婚活エンターテイメント『婚活1000本ノック』の初回。

綾子は、数年彼氏もいない33歳独身。小説家だが小説の仕事1割、アルバイト9割の生活をしている。ある日、自分を遊び捨てたクソ男が幽霊となって突如出現。彼は死ぬ前に果たせなかったとある“約束”を果たさなければ成仏できないということを南に打ち明ける。

女性絡みで刺されて死んでいた山田。1年以内に成仏しないと虫になるという設定が『ブラッシュアップライフ』風味。綾子をヤリ捨てた山田の「俺さ、中2の時から、ずっと週1でセックスしているんだ」というセリフが、今週のパワーワードでした。

パンパーティで野村ハト男(白濱亜嵐さん)と知り合った綾子でしたが、別の女性に先取りされ。後日、彼が経営するカフェに改めて出向いた綾子。そこには複数の年代が違う女性がいて、いずれもハト男のパートナー。彼はポリアモリー(複数恋愛主義)だったのです。

ハト男は綾子に「30代前半担当」のパートナーになって欲しいと頼むのですが、男性に一人だけを愛して欲しい綾子は断って終了。福田さんは『危険なビーナス』などドラマ出演も多く、主演でもいけるなと思いましたが、ストーリー的には今一つかな。にしても、今期はファンタジー系が多過ぎ。


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