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ドラマ日記『光る君へ』(第26話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第26話「いけにえの姫」。

災害が続く都をまたも大地震が襲った。まひろは、夫となった宣孝(佐々木蔵之介さん)の財で家を修繕し、生計を立てていた。道長は、安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子(見上愛さん)を入内させるしかないと進言される。

「自慢とはコンプレックスの裏返し」などといいますが、宣孝を見ているとまさにそうだなと。顔も声もいいし、口も上手くて世渡り上手。しかも金もたっぷり持っていて、女性にもモテまくり。

しかし、身分制度ガチガチの平安時代においては、社会的地位はそこそこしか望めず。そんな中、最高権力者である道長の元カノで頭のいいまひろという存在は、自らの劣等感を薄めてくれる存在だったのでしょうが、その自慢話が命取り。二人はあっという間に険悪なムードとなり、疎遠に。

まひろ=紫式部のその後の人生を考えれば、後に女房として使えることになる彰子が入内しましたから、宣孝との短い夫婦生活がスピード展開で描かれたのも納得はいくところ。

彰子が入内したのは12歳。現代日本ですとちょっと考えられませんが、すぐに妊娠が期待されたかどうかはともかく、昔はあった話ですね。ちなみに演じている見上さんの実年齢は23歳。

まひろが再び石山寺詣ですると、ばったり道長と出会ったところで終了。この二人、これが最後かと思わせて何度も再会&ラブシーンがありますね。ひょっとして、まひろが彰子に仕えても続くのかな。放送は東京都知事選開票速報の為、一週休止。


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