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ドラマ日記『リバーサルオーケストラ』&『往生際の意味を知れ!』

元天才ヴァイオリニストで、今は超地味な市役所職員の谷岡初音(門脇麦さん)が、強引過ぎる変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭さん)に巻き込まれ、地元のポンコツオーケストラを一流オケに大改造する、一発逆転の音楽エンターテイメント『リバーサルオーケストラ』の第9話。

玉響では解散を阻止すべく、定期演奏会を満席にするため、チケット完売作戦に動き出す。アイデアを出し合い、小野田(岡部たかしさん)もここが自分の頑張りどころだと奮闘するが、その裏で本宮(津田健次郎さん)による妨害作戦も着々と進み…。

前回、思わず朝陽に告白した初音でしたが、朝陽からは「やめておいたほうがいい。僕は君が思っているような人間じゃない」と一旦“フラれる”も、諦めない様子が可愛い。が、今回はこちらは本筋ではなく。

玉響解散阻止に向けた大作戦が繰り広げられ、見事チケット完売と思いきや、一部チケットの開園時間が1時間ずらされて印刷されていることが発覚。玉響のメンバーの人脈で当日券で席は埋まり、演奏も大成功と思いきや…(後から来た人の席問題はこの際不問)。

ギリギリで満席にすることができず、玉響解散決定。小野田の目にも涙。『エルピス』の村井が完全に上書きされてます(笑)。しかし、市民の反響を受け、こけら落とし公演に出演できることに、と山あり谷ありの連打で盛り上げました。

いよいよ、次回が最終回。玉響存続か否か、コンサート後の朝陽の去就はいかに、初音の恋の行方は…楽しみです。

謎多き美女・日和(見上愛さん)と、7年前に別れた元カノ・日和のことが忘れられないサラリーマン・海路(青木柚さん)が再会し、日和から「市松くんの精子が欲しい」とお願いされる、狂気の“やり直し”ラブストーリー『往生際の意味を知れ!』の初回。

「元カノと結婚したいー」と公言する、市役所勤務の海路の前に7年前に別れた元カノ・日和(見上愛)が突如現れた。出会いは8年前…大学時代、映画監督をしていた海路は、後輩・榊田正史(三山凌輝さん)と参加したあるパーティーで、日和と出会う。

原作の詳しいストーリーは知らないものの、日和の母・由紀(山本未来さん)が、国民的エッセイ『星の三姉妹』の作者であり、その母に日和が復讐をしようとしていると公式HPにはあり。恐らく、日和の妹・千世子(宮崎優さん)が車椅子生活7年というところに、鍵があるのでしょう。

7年ぶりに現れた日和の言動に一喜一憂しながらも、「(自分の)出産記録が欲しい」「(海路の)精子が欲しい」という、ぶっ飛んだ要望を受け入れる海路。後日、ホテルに呼ばれた海路は当然期待するわけですが、キスも許されず、容器を手渡され「これに」と(笑)。予想通りの展開ですね。

青木さんは朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の大月桃太郎役、見上さんは『MIU404』の陣馬耕平(橋本じゅんさん)の娘役と知って見ると、また味わい深いものがあります。


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