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朝ドラ『虎に翼』ノート

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朝ドラ『虎に翼』及び出演者についての日記をまとめました。
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2024年4月の記事一覧

ドラマ日記『光る君へ』(第16話)&『アンチヒーロー』(第2話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第16話「華の影」。 都でも疫病がまん延。心配する一条天皇(塩野瑛久さん)をよそに、気にもとめない道隆(井浦新さん)。ある日、まひろに父母を探すたね(竹澤咲子さん)が助けを求める。 一条天皇と親密さを増す中関白家ですが、伊周(三浦翔平さん)は

天国から地獄~恋愛フラグからの父逮捕…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第4週「屈み女に反り男?」。 「屈み女に反り男」とは「女は少しうつむき加減にしている姿が良く、男は少し胸を張った反り加減の姿が良いということ」の意味(ことわざ辞典から引用)。 寅子たちが明律大学法学部に進学した月曜日。どんな試練が待ち受けているかと思いきや、バンカ

やっぱり多め…春ドラマの「掛け持ち」俳優

かつては同じクールの連ドラには「掛け持ち」しないことが暗黙のルールだったようですが、近年はドラマ枠が増えたこともあり、「掛け持ち」俳優・女優も増えました。同クールだと、違うキャラで混乱するという意見もありますが、例えば前クールの本郷奏多さん。 『消せない「私」-復讐の連鎖-』と『アイのない恋人たち』でメインキャストだったほか、大河ドラマ『光る君へ』にも同じタイミングで出演。『アイのない』の童貞役と『光る君へ』の好色な花山天皇の演じ分けが見事で、「掛け持ち」俳優にはそうした楽

「怒り」と「弱音」…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第3週「女は三界に家なし?」。 「女は三界に家なし」とは「女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない」の意味(「コトバンク」から引用)。 寅子が2年生となり(1933年)、「明律大学女子部」

地獄の道を行く「同志」たち…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第2週「女三人寄ればかしましい?」。 寅子が明律大学女子部法科に入学した月曜日。先輩の久保田聡子(小林涼子さん)や中山千春(安藤輪子さん)、同期の華族令嬢・桜川涼子(桜井ユキさん)に既婚者の大庭梅子(平岩紙さん)、留学生の崔香淑(ハ・ヨンスさん)らと出会います。

お見合い途中下車→「地獄への切符」入手…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第1週「女賢しくて牛売り損なう?」。 女学校卒業間近の寅子が、母・はる(石田ゆり子さん)から見合いプレッシャーを受け続けていた月曜日。現代的な価値観を持った女性を演じることが多い石田さんが、良妻賢母的なキャラなのが珍しい。 やる気0のお見合い時の何とも言えない表情

ドラマ日記『虎に翼』& 『VRおじさんの初恋』(初回)

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の初回。 昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子は父・直言(岡部たかしさん)、母・はる(石田ゆり子さん)から次々とお見合いを勧められる。女学校を出たら結婚し、子供を産み、家庭を守るのが当然とされていたからだ。だが、納得できない寅子。 前作『ブギウギ』の主人公のモデルだ