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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2024年3月の記事一覧

ドラマ日記 『春になったら』(最終回)

3か月後に結婚する娘・瞳(奈緒さん)と、3か月後にこの世を去る父・雅彦(木梨憲武さん)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3か月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ『春になったら』の最終回。 3月25日。瞳と一馬(濱田岳さん)の結婚式当日、椎名家には朝からまき(筒井真理子さん)と阿波野(光石研さん)がやって来て、雅彦が新婦の父として瞳の隣に立てるよう、万全のサポート体制を整える。 大方の予想通り、結婚式と生前葬が

ドラマ日記『光る君へ』(第12話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第12話「思いの果て」。 道長の妾になることを断ったまひろ。為時(岸谷五朗さん)が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるために、まひろの婿を探すことを宣孝(佐々木蔵之介さん)が提案する。その頃、道長はかねてから持ち上がっていた倫子(黒木華さん)

引退の美学…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』最終週「世紀のうた 心のうた」。 『オールスター男女歌合戦』でのスズ子のパフォーマンスが絶賛され、新聞に「完全復活」の文字が躍った月曜日。スズ子はそんな評判とは真逆に、水城アユミ(吉柳咲良さん)の存在に引っ張られて何とか出来たことであり、自らが確実に衰

昔ドラマ『熱中時代』(1978-1979)

水谷豊さんが主演した『熱中時代 先生編』(1978年-1979年)が、BS松竹東急で4月6日から、毎週土曜夜6時に2話連続で無料放送されるそうです。初回視聴率は平凡でしたが、回を重ねるごとにグングン上昇し、最終回視聴率は40%を超えた伝説の学園ドラマ。 その後、『熱中時代・刑事編』(1979年)でも水谷さんが主演を務めますが、世界観は全くの別物。水谷さんが歌った主題歌「カリフォルニア・コネクション」もヒットし、共演したミッキー・マッケンジーさんと結婚(後に離婚)。再婚相手が

ドラマ日記『不適切にもほどがある!』(第9話)

中学の体育教師で、野球部顧問の小川市郎(阿部サダヲさん)が、1986年から2024年の現代へタイムスリップ。昭和のダメおやじの「不適切」発言が、令和の停滞した空気をかき回す意識低い系タイムスリップコメディ『不適切にもほどがある!(#ふてほど)』の第9話「分類しなきゃダメですか?」。 社内報のインタビューを受けた渚(仲里依紗さん)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わんさん)が、渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎の元に相談にくる。市郎から話を聞いた渚

新ドラマ『滅相も無い』

『きれいのくに』の加藤拓也さんが監督・脚本を担当する『滅相も無い』が、4月16日からスタート。深夜ドラマながら、キャストは中川大志・染谷将太・上白石萌歌・森田想・古舘寛治・平原テツ・中嶋朋子・窪田正孝・堤真一(敬称略)と、大河ドラマ並に豪華。 舞台は、巨大な“穴”が現れた日本。その“穴”入るか悩む川端(中川さん)、菅谷(染谷さん)、松岡(上白石さん)、青山(森田さん)、渡邊(古舘さん)、真吾(平原さん)、井口(中嶋さん)、岡本(窪田さん)の8人の男女が、“穴”の教祖・小澤(

新ドラマ『シークレット同盟』

松井愛莉さんが主演し、長野凌大さんと長妻怜央さんが共演する『シークレット同盟』が、4月4日からスタート。韓国のLeroさんの同名漫画が原作で、脚本は『神木隆之介の撮休』の山崎佐保子さん、『熱いぞ!!猫ヶ谷』の丹保あずささん、映画『カメラを止めるな!』に出演していた合田純奈さん。 男性恐怖症の悩みを抱えるイケメン女子・詩杏(松井さん)、彼女に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律子(長野さん)、詩杏がバイトするカフェの料理長で絶世のプレイボーイ・蓮見(長妻さん)。それぞれ“

ドラマ日記 『春になったら』(第10話)

3か月後に結婚する娘・瞳(奈緒さん)と、3か月後にこの世を去る父・雅彦(木梨憲武さん)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3か月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ『春になったら』の第10話。 矢萩亜弥(杏花さん)の陣痛が始まった。杉村節子(小林聡美さん)から初めてお産をメインで任された瞳の緊張が高まるなか、夫の矢萩祐作(金子隼也さん)に付き添われて助産院に到着した亜弥は、すぐさま分娩室へ。 亜弥の初産は難産だっ

ドラマ日記『アイのない恋人たち』(最終回)

2024年の東京を舞台に、「3回あった女性とは連絡を絶つ」と決めている33歳の売れない脚本家・久米真和(福士蒼汰さん)など、恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語『アイのない恋人たち』の最終回。 絵里加(岡崎紗絵さん)と愛(佐々木希さん)の二人に愛を告白された久米真和は、ドラマの最終話を書き上げるまで返事を保留し、執筆に打ち込む。一方、栞(成海璃子さん)を追いかけ長野にやってきた多聞(本郷奏多さん)は、ある決意を伝える。 「あれっ?これ遊川和彦さんの脚本だよね

ドラマ日記『光る君へ』(第11話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第11話「まどう心」。 兼家(段田安則さん)の計画により花山天皇(本郷奏多さん)が退位し、為時(岸谷五朗さん)は再び官職を失うこととなった。まひろは左大臣家の娘・倫子(黒木華さん)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家の決定を覆す

因縁の新旧対決…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」。 スズ子と羽鳥善一(草彅剛さん)コンビが古い、と週刊誌に書かれた月曜日。その一方、若手歌手の水城アユミ(吉柳咲良さん)が持ち上げられていて。そんな時、『オールスター男女歌合戦』の大トリを打診されたスズ子。 その後現れたクセ

ドラマ日記『不適切にもほどがある!』(第8話)

中学の体育教師で、野球部顧問の小川市郎(阿部サダヲさん)が、1986年から2024年の現代へタイムスリップ。昭和のダメおやじの「不適切」発言が、令和の停滞した空気をかき回す意識低い系タイムスリップコメディ『不適切にもほどがある!(#ふてほど)』の第8話。 令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗さん)は、息子である秋津(磯村さん)と対面していた。そこで、純子(河合優実さん)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は、井上(三宅弘城さん)から“ある話”を聞くと突然パ

2024年「春ドラマ」放送開始日

2024年4月期春ドラマの放送開始日がほぼ確定しましたので、掲載します。気になるドラマを見逃さないよう、ご活用ください(リンク先は公式HP、名前は主演俳優)。第1週から凄い数の作品が始まりますね。 4月 1日 『虎に翼』(伊藤沙莉) 4月 1日 『VRおじさんの初恋』(野間口徹) 4月 2日 『お迎え渋谷くん』(京本大我) 4月 2日 『からかい上手の高木さん』(月島琉衣、黒川想矢) 4月 2日 『肝臓を奪われた妻』(伊原六花) 4月 2日 『RoOT/ルート』(河合優実、

ドラマ日記 『グレイトギフト』(最終回)

患者の不審死をきっかけに、うだつの上がらない大学病院の病理医・藤巻達臣(反町隆史さん)が発見した未知の殺人球菌「ギフト」。完全犯罪の殺人を可能にする「ギフト」をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー『グレイトギフト』の最終回。 どこまでも二転三転する未曾有の局面を迎える中…「もう誰一人、犠牲者は出さない」-藤巻と久留米(波瑠さん)が、ついにあぶり出す“真犯人の正体とその目的の全貌”とは⁉ 終盤、藤巻と久留米、白鳥(佐々木蔵之介さん)と郡司(津田健次郎さん)と神林(尾上