『ローマの休日』の本当の意味とは
先日のNHKのバラエティー番組『日本人のおなまえ』は、「映画タイトル!大ヒットの法則」というテーマで、名作『ローマの休日』(1954年日本公開)が取り上げられていました。
原題の「Roman Holiday」は、「他人を犠牲にして得る娯楽・利益」という慣用句で、古代ローマにおける奴隷たち同士の剣闘を、ローマの民衆たちが見世物として楽しんでいた史実に由来するとか。
作品とはまるでイメージが違うそんなタイトルの背景には、脚本を担当したダルトン・トランボが、米国で吹き荒れた「赤