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「Akuma.ai」はなぜアクマなの?
こんにちは、画像生成AIサービス「Akuma.ai」代表の福山です。
2024年1月14日にAkumaはロゴをリニューアルしました。今回は、ロゴリニューアルの過程と、なぜAkumaなのかについてお話します。
新しいロゴ
まずは新しいロゴをご覧ください!
![](https://assets.st-note.com/img/1705579661275-dxGZRI4mv1.png?width=1200)
新しいロゴのコンセプトは「コンテンツを作る人間のパートナー」。
![](https://assets.st-note.com/img/1705579669036-UGoyCnRaso.png)
キャラクターのデザインは、「イカ70%、アクマ20%、テクノロジー10%」という配合で構成されています。
なぜサービス名をAkumaにしたのか?
「Akuma.ai」という生成AIサービスを運用していると、「なんで悪魔なの?」という質問をよく受けます。「AI否定派もいるのになんでわざわざネガティブなものに…」と心配していただくこともあります。
本来はポジティブで愛らしいイメージのはずだったのですが、この名前にはいくつか意味があります。
1) 日本語にしたかった
Akumaは日本的文化に特化したコンテンツ生成プロダクトとして、世界で使われることを目指しています。そのため英語でも発音しやすい日本語を選びました。
2) 生きたものにしたかった
日本人とフィクションにおける人工知能との間には半世紀以上もの歴史があります。鉄腕アトムやドラえもん、攻殻機動隊のタチコマなど、ポジティブな可能性が昔から描かれていました。
ChatGPTがリリースされてから、AIにキャラ付けすることに熱狂していたのはほとんど日本だけだったのではないでしょうか。
また、日本人にはお化けや悪魔っぽい生きものと共存することを面白く感じる感性もあります。ハウルと契約する「カルシファー」、釜爺と働く「ススワタリ」、チェンソーマンの「ポチタ」など、かわいいキャラクターが多いです。
そんな日本的感性が好きだったので、AIを生きたもので表現したいと考えました。
新しいロゴのイメージ
コンテンツを作る人間のパートナー
生成AIは、返答を生成するまでの過程がブラックボックス(中が見えない箱)になっていて、生きものって感じがする。
それがAkuma。あくまで人間に忠実。人間のために、小さいAkumaが裏でせっせと働かされている。たまに変なことを言ったり、いたずらもするけどなんか許してしまう。
そういった妄想を膨らませながら、ロゴがイカになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1705579708298-3Ml8ylQlEs.png?width=1200)
キャラクターの構成
イカ70%
多足で器用。手足を使って、墨を撒き散らしながらせっせと働く
いい具合にキモい
頭の先端はアホ毛をイメージ
アクマ20%
リアルには存在しないが、生命感がある
今にも動き出しそう。動き大事。AIだからサクサク動いてほしい
かわいいけど、ちょっと不気味かキモくてもいい
テクノロジー10%
可愛すぎてもいけない
生成AI企業なので、やっぱり技術的な「やってくれそう感」も大事
生成AIでは技術力・リリース力自体がファンを作るので、テック感は残したい
Akumaのロゴが新しくなりました!イカです🦑 pic.twitter.com/ehIQ6XVvBf
— Akuma.ai (@AkumaAI_JP) January 14, 2024
まとめ
今回のサービスイメージリニューアルには、個性あふれるイラストレーターとデザイナーが関わっています。最終的なアウトプットは人の手によるものです。
その過程での案だしやイメージ共有に生成AIも大いに活用しました。Akumaはもちろん、DALL-EやMidjourney、さらにはAkumaのリアルタイム画像生成も駆使しています。
このプロジェクトを通じて、生成AIがすでに必要不可欠なものになっていると改めて実感しました。
Akumaは今後も、コンテンツを作る人間を補助するツールとして、機能拡充に注力してまいります。
これからもAkumaをよろしくお願いいたします!
![](https://assets.st-note.com/img/1705579736447-oyj0BkiQbx.png?width=1200)
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