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「笑って・怒って・泣いて」嘘ばかり

参加者 組合 書記長・オルグ・組合員・原告
    会社側 専務・弁護士
                       作成 原告
組合(オルグ) 
 前回の団体交渉は、事実関係について
    双方に齟齬がおおき  かったため
 いったん休止し 事実関係の整理を行った。 
 会社の見解は、
「解雇ではなく、本人が退職を望んだものである」
 と言う事にある。
 しかし、われわれが事実関係を整理した結果
 会社=専務の発言は思い込みによる
 「作り話」 にすぎない。 
 原告が「会社を辞めたい」と表明したことはないし
 原告が退職届を書いたこともない、
 という のが事実である。 
 2020 年 2 月、原告の継続雇用契約の
 更新を会社が 行わなかったこと、 
 これによって原告は期間の定めない雇用に
   切り替わったことはあきらかである。
 (民法第629条第1頁本文)
 (大日本の例)
(労働契約書を交付しないことは労働基準法違反
   = 第15条=であり、30万の=労働基準法120条=) 
 2020年8月3日、会社は原告に対し
  「コロナで仕事が減った。辞めてほしい」
 「失業保険に不利にならないように
 契約満了という形にする」という趣旨の話をした。
     いきなり「解雇だ」と言われた原告は
  本人の言を借りれば「頭が真っ白になった」。
 会社は「本人が辞めたい」といった、
 と言っているが仮に本人が辞めるというのであれば
 退職 届を書かせればい いことであり
 8 月 15 日を満了日とする契約書を作る必要はない。
 「解雇」という形を作りたくない会社が、
     失業保険を餌に 原告が退職に
 応じるように仕向けたの である、「本人が辞めたい」
 と言っているにもかかわらず、「契約満了」の契約書を
    作ることは「契 約書の偽造」であり、
    契約書は無効である。何よりも、
 本来 2 月にかわさなければならない「雇 用契約書を」
 を 8 月に作成すること自体が「偽造」であり、
 二重の意味で無効 さらに、会社は
 「失業保険で不利にならないように契約書の形をとる」
 と言ったにもかかわらず、離職票には「自 己都合」と
    記入した。 
 原告を「だました」のであり、「虚偽」による
「雇用契約書」はこの意味でも無効である。
   このように、8 月に作成された「継続雇用契約書」
   偽装であり、本人を欺く行偽である。
 これを「不当解雇」と言わずして、なんというのか。 
 原告はハローワークにおいて離職票が「本人都合」
 となっていることに驚き、会社に対して説明 と修正を
   求めたが会社は応じなかった。 
 ハローワークでは埒が明かず、原告は東京労働局に
   調停を申請した。 
 原告は、失業保険の未払い分 60 万円の支払いを会社に
   求めたが、会社は 15 万円の支払いしか応
   じなかったため、調停は不調に終わった。 
 会社は「後ろめたさ」があることの証左である。 
 原告は基準局の調停が不調に終わったことを受け、
 東〇管〇職ユニオンに相談に行った。ここで 対応した
   組合幹部が元シ〇ズンの社員であり、被告との
   付き合いあることが分かり、対応 の不満もあり
   日〇谷法律事務所は相談に行った。しかし、
 ここの法律事務所の対応も不真面目で
 あったため、全印総連にたどりついた。 
 「退職を望んでいた」人が、これほど真剣に
     動き回るはずはない。
 原告が「不当解雇」に大きな 怒りを持っている
    紛れもない証である。 
 改めて解雇の白紙撤回を求める。 
会社弁護士 
  前回も申し上げています、お互いに認識が違う
     話し合いにならない。
組合(オルグ) 
  会社側としては解雇ではなく 本人が退職を
  希望したものであると言う事か?
会社弁護士 
  前回も申し上げた通り 事実関係の認識が
     違う話し合いには ならない
組合(オルグ) 
  会社からの話し合いは難しいとの事ですね 
  解雇は原告が初めてでは無い 2019 年 3 月に 4 人が
     解雇されている 
 その一方で早期採用もしている いずれも 50 代
    比較的賃金が高い  人を狙って解雇している
     ブラック企業に尽きると思うのだが 
組合(オルグ) 
  話し合いは無理 
会社弁護士 
  全然事実が違っていますよね 話し合いの
    余地はないのではないですか?   
    裁判で決着するしかないですね 
  私たちは解雇してないと言っているのに
     事実と反することを言われて
   解雇の撤回と過去分の賃金払えと 要求さたのでは
     応じられない 
  この場での決着は難しいなと 
組合(オルグ) 
  前回も解雇の勧奨をしましたか? しませんでしたか?
    を問いましたが   「していません していません」
     していませんという話でしたが 
  今でも思い出してもそうですか? 
会社(専務) 
  私は退職勧奨していません。 
組合(オルグ) 
  してないですね 
  前回は社長室で社長と原告が話し合われたとの事でしたね 
  そのことに対しても思い出しても変わらないわけですね 
会社(専務) 
  はい 変わりは無いです。 
組合(オルグ) 
  多分 4 人で話し合われたと思うのですが
会社弁護士 
  8/5 に解雇されたという方が社員の前で退職の
     挨拶をし さらには社長室にもお世話になりましたと
     頭を下げられた。 
組合(オルグ) 
 契約書は 3 月になっていますよね?なんで
    8 月に作ったのに
 3 月になっているのですか?
会社弁護士 
    契約書についてバックデートすることは
     珍しいことではないですよ 
組合(オルグ) 
 全然問題ないと言う事ですか? 
会社弁護士 
 基本的には問題ないと言う事ですよ 
組合(オルグ) 
 さかのぼって契約書が作れれば、
    契約書なんていくらでも作れる 
会社弁護士 
 合意があればいいんです 
組合(オルグ) 
 なんでさかのぼって 3 月に作らなければ
    いけないんですか? 
会社弁護士 
 作らなければいけないとか別ですよ 
会社弁護士
 法的にはバックデートして契約する 双方の意思合致として 
 内容の契約をしましょうと世間一般です 
 法的に問題ない 
組合(オルグ) 
 本人が辞めたいと言っているのは 7 月頃ですか 
 なんでそこで契約満了の書類を作ったのですか? 
会社弁護士
 8 月 15 日に退職するという内容の契約書 
組合(オルグ) 
 なぜそんな書類を作る必要があったのですか? 
 本人が辞めると言っているのに 退職届を出させれば
     いいでしょ 
会社弁護士 
 退職届を書かせることも可能だし 
 そうこともあるけど 別の契約書を作る場合もある 
組合(オルグ) 
 なんで 聞いている 
会社弁護士
 たんに作ったと言う事です
組合(オルグ) 
 何で契約書を作る必要があったんですか? 
会社弁護士 
 そういう効果 これも水掛け論ですから
    これ以上話してもしょうがない
組合(オルグ) 
 作った本人に聞かないと分からない 
組合(オルグ) 
 本人が辞めたいと言っているのでしょ それを契約満了にすること
 自体がおかしい 退職届書いてもらえばいいでしょ 
 本人が辞めると言っているのに 満了の形を取るのは
 内容が違うではないですか?
会社弁護士
 それはおかしいと思いません、
    本人サインされることにより 
組合(オルグ) 
 先ほど言いました。失業保険がすぐ出るようにと 
 会社が契約満了にしましょうと言ったんです。 
組合(オルグ) 
 離職票には自己都合となったでしょ 
会社弁護士 
 それも訂正した 
組合(オルグ) 
 それは何らかの策があったんでしょ
 最初に会社に 8 月 15 日連絡したときは 訂正しなかった 
会社弁護士 
 こちらは訂正した文書をハローワークに提出していた 9 月 28 日で
組合(オルグ) 
 原告は合意して退職していないと言っている 
 偽の契約書を作って 何で本人が辞めると言っているのに
 契約満了となるのですか?
    先生は団交のメンバーではないでしょ
 専務に聞いているのです 
会社弁護士
 いえ私も団交のメンバーですから 
会社(専務) 
 実際作ったのは経理さんです 
組合(オルグ) 
 経理さんに責任を押し付けようとしてもそれは無いでしょ 
組合(オルグ) 
 最初に離職票に 自己都合と書かれた理由は何ですか?
会社弁護士
 自己都合ではないですよ 労働契約満了に
    よるところにチェック 
 労働者から契約の更新・延長の申し入れが
    希望しないに〇をしている 
 その後 それだと自己都合的な扱いになってします 
 労働者から契約の更新・延長の申し入れがあったに
    付け替えてある 
 そこの時点で認識が違う 
組合(オルグ) 
 満了だと言う事だけにすれば
   雇用保険すぐ降りるわけですよ 
会社弁護士
 いやところが更新又は延長を
    希望しない申し出があったとなっている 
組合(オルグ) 
 そんな事ないでしょ 
会社弁護士
 だからそこに〇をつけていた所
 すぐそれではすぐ降りませんよと言う話しになって
組合(オルグ) 
 なんでそうな所に〇したの 
会社弁護士 
 8 月 15 日までの契約書を作り 8 月 15 日で退職した 
 その時に契約延長とか更新についての申し出は無かった 
組合(オルグ) 
 それはそうだよ 解雇と言われているのに 
会社弁護士
 担当者としては延長とか更新そのような
    話が無いのでそこに〇をつけてしまった
   そうした所 すぐ降りないと言う問題になって
 延長の希望 更新のがあったに付け替えた
組合(オルグ) 
 偽の契約書を作り 
会社弁護士
 いや偽では無いですよ契約書 
組合(オルグ) 
 8 月に 3 月にさかのぼり偽装契約書を作っている 
 本人が辞めたいと言っているのに
     何で契約満了の書類を作る
 必要があるのか 説明してないでは? 
会社弁護士
 いえいえ 契約満了でと 
組合(オルグ) 
 だから何で作る必要があるのか 
会社弁護士
 作っていけないことも無い
組合(オルグ) 
 本人が辞めたいと言っているのに 
組合(オルグ) 
 解雇だと不利になるので
   契約満了でしましょうと言っているんです
会社弁護士
 契約満了での書類にサインしている 
組合(オルグ) 
 解雇だと不利になるから
    契約満了にしましょうと言ってるから解雇なんです
会社弁護士
 いずれにしても こちらの契約書の内容に
    納得されてサインしている
 これをインチキと前提に話を進めるとしたら難しいですね 
会社弁護士
 解雇していませんから 
組合(オルグ) 
 解雇通知はしてますよね 
 出さないように応じている 
会社弁護士 
 解雇してないですから 
組合(オルグ) 
 解雇にしたくないから契約書を作っているでしょ 
組合(オルグ) 
 仕事が少なくなり辞めてくれと
    言った事は無いと言いう事ですね専務
会社弁護士
 話す必要は無い 
組合(オルグ) 
 会社は話しあいができないと言っているのですか 
会社弁護士
 認識が違いどのような話し合いができるのかなと 
組合(オルグ) 
 これ以上の進展は無いので終わりたいと思います


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