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映画「サーチ」

大学生としてのテストやらレポートやらがようやく落ち着いたので久々に書きます〜

「サーチ」Netflixにて鑑賞しました。時間的にも1時間40分ほどでサクッと観やすいし評判も物凄くよいので、予備知識一切ゼロで再生ボタンをクリックしました。


(ネタバレあります)


めちゃめちゃ凄いですねこの映画ほんとに。なにから話せばいいのか分からないくらいの満足度です。面白すぎて鳥肌たったのインターステラー以来でした。

スーパー軽めのあらすじです。妻を亡くし、父と娘の2人での生活。亡くなった妻への悲しみは時間が解決してくれるはず、思春期の娘とは上手くやっているはずだ、そんな風に思いながら、父は生活を送っていました。
そして、ある日娘と連絡が取れなくなり、警察と協力しながらも、深まる謎を解明すべく、娘のPCやSNSを手がかりに、父自らが捜索していくというお話です。

いやあテンポが良かったなあ。サスペンス映画って結構、途中ダレちゃったり、誰がそれで驚くんだよっていうあからさまな大どんでん返しであったり、当たり外れの差がすごい大きいと思うんです。でもこの映画はちょっと正直まじで展開読めなかったですし、その展開の速さがすごく心地いいテンポだったんですよね。そして、革新的な表現方法ですよね。全編通して、PCの画面から成り立っていて、映像としても観ているだけでも面白い。PCの画面て、現代のインターネット社会だと誰にとっても当たり前に見慣れた画面であって、そんな当たり前の画面の中で展開される「異常」に対して、なおさら緊張感を感じさせられました。あんなにGoogleの検索結果でドキドキしたことない。それでいて、しっかりと現代インターネットの性質(闇)も落とし込んでいて。ただ特殊で攻めた撮影方法に挑んだ映画ということではなく、その特殊な撮影方法が上手くサスペンス映画という型にハマって、威力倍増してる感じがしました。いやあ凄いですね。どれだけ我々の生活がインターネットで成り立っているのか、まざまざと見せつけられた感じもしました。

父が、娘のことを全部分かってるつもりだった。同じ家で暮らしてるし、同じテレビ番組を楽しみにしているし、勉強もピアノも頑張っている友達にも恵まれた娘だと信じて疑っていなかった。でも少しインターネットを覗いてみれば、全く知らない娘がいた。リアルで目に見えているものだけが、その人の全てじゃない世の中になってきているんだなと思いましたね。

なんか面白い映画ないかなあって困ってる人がいたら、手放しでオススメできるやつでしたね。そのくらいエンターテイメントとして最高だと思いました〜。
おれ自分の父親にパソコンなんて見られた日には、ウンコ漏らしてるの気づかないくらい発狂する自信あるなあ。とにかくマーゴットちゃんが、ライブ配信サイトみたいなとこで、乳首とか見せながらハァハァいうタイプのドスケベ配信してなくてほんとに良かった。お父さんが、配信ログ残ってるの見つけたとき、あーもう絶対エロいやつだっておれ確信して、もうマーゴットそのまま絶対逃げ切れよ!こんなのパパに見られたら帰ってこねえ方がいいぞって思ったけど、ただの底辺配信者で安心した。

とにかくこの映画面白かったです〜
インターネットサスペンス系だったら僕が知りうる限り、ぶっちぎり1番なんじゃないかなと思います。おすすめです。


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