見出し画像

1109_会社を辞めて1ヶ月@MyROOM

偉そうに大々的にかけるほど
熱い話も
厚い話もない

ただ、会社を辞めて1ヶ月経った
この気持ちを残しておきたいだけ話

フリーランスってどんな1日だったのか

朝起きて、太陽を眺めながらゴロゴロして
常駐させてもらえることになった団体のMTGに出て
大好きな「コミュニティ運営の話」をしている

作業してたら、お昼になって
ランチの予定のために
ゆっくりお風呂に入って準備する

「最近こんなことがあって!」って嬉しそうな
最近好きな友達の話を聞く
少しイベントグッズの買い出しをして
のんびりお家に帰る

パソコンの前に6時間座って
カメラの仕事のレタッチして
主催イベントのMTGをやって
深夜の作業会をしてたら12:00になって

シャワーを浴びて、布団に転がって
嬉しいLINEをダラダラ返して
寝落ちしている

好きなものが詰め込まれた
「わたしのための1日」が続いていく

「ずっと一緒」がなくなっていく

「また明日」が保証された人がいなくなった
仕事は毎回違う人とだし
ずっと一緒にいる友達がいなくなってきた

TikTokもコミュニティのお仕事も
今日ランチに行った彼女との関係も
ずっと続けていきたいけれど
契約で縛られていない、次が保証されていない
明日の何かの気まぐれで
なくなるかもしれない関係
になった

それはそれで居心地がいいことを知った

24年間、「行かないで!ひとりにしないで!」って
人にしがみついていたわたしが
こんなことを思うとは

この気まぐれな、猫みたいな人間関係
心地よさを覚えながら
「私だって結婚したらこんな話せなくなるかもよ」
って親友からの言葉に

「終わりを考えなくていい関係」
1つぐらい欲しくなった

そりゃ全部終わってほしくないぐらい大事で
幸せだけど
終わらない関係なんてないなって
1つのセリフで感じてしまった

プロの世界での闘い方

ずっとフリーランスにならなかった
イベントで勝負しなかったのは
人生全部かけたプロと同じ土台で戦うのが
怖かったからだ

飛び込んでみても、副業で続けてきた自分には
できることなんてないんじゃないかと思ってた

結果、意外とお仕事はもらえるもんだ

いくイベントイベントで
最低1つ仕事をとってくる
自分の隠れていた営業力に驚いている

そしてすぐに形にする120点を求められていることも知った

超一流の1500点じゃなくていい
「今日、今、この写真が欲しい」
「今年中、このコンテンツを形にしたい」
そんな需要に
わたしのこれまでやってきたこととフッ軽さ
マッチするみたいだった

そして、そんな毎回違うことに答えながら
自分がやりたいことを空いた時間に進めていく
そんな働き方がすごくしっくりきた

自由になりたかったのに
自分を縛りつけようとした話

自由になりたくて
自分のわがままを全部叶えたくて会社を辞めた

でも、蓋を開けたら
一生懸命、仕事につながる肩書きを探してた
自分の得意を言語化していた
「おいでよ」って言ってくれる会社に心が揺れた

収入が不安定なこの環境で
早く自分の足場を固めたかった

友人に「なんで自由になったのに、そんなに急いでるん」って言われて
自分が足場を組み立てていたことに気づいた

一旦、海に溺れてみようと思ったんだった
イカダで山を登ろうと思ったんだった

そうやって、意味がわからないことを
気分に任せてやってみたいから
フリーランスになったんだった

少しの間、高い家賃のことも10年後の将来も忘れて
今の自分のわがままを聞いてやろうと思った

初めて出会うわたしが、たくさんいた

この1ヶ月で知った、わたしのこと

・人の感情の変化を予測することができる
・人の人生を何時間でもきける
・あくびモードに入ったら、誰とでも仲良くなれる
・自分の経験を文字にすることに抵抗がない
・「今日中に完成させて」は苦痛じゃない
・1人の時間は意外と好き
・一度「興味ないな」と思ったものへ関心が戻ることはない
・親友が多い方ではない
・一番のストレスはGoogle Chromeのぐるぐる
・自分にお金を使うことがとても苦痛

まだまだあるけれど
1ヶ月でこんなに知らない自分に合うと思わなかった
自分探しの世界旅行ってこんな感じなんだと思った

毎日知らないところに行って
知らない人、久しぶりな人に会って
知らない話を聞いている

言いたい、聞いて欲しい話がとにかく毎日起こる

明日出会う、知らない自分が楽しみになっている

学生の頃の「ちょっと受け入れたくない自分」が
減っていて
自分のこれまでの努力が
何につながっていたのかひしひしと感じる

最後に、1番嬉しかった話をしようと思う

この1ヶ月で
一番嬉しくて、一番言われたことの話をしたい

この1ヶ月、一番言われたのは
「前よりも、なんかいいね」って抽象的なセリフ

久しぶりに美容院に行って、ビジュが良くなったからか
仕事をいただくようになって、少なからずしっかりしたからか
1人の時間の良さを知って、人に依存しなくなったからか

今のわたしは、前よりも「なんかいい」らしい

そして、そう言ってくれた人が
「前話してからこんなことがあってさ!」
「あくびみてると、負けてらんないなと思ってさ」
なんて、わたしの影響で何かいいことがあると
にやにやがとまらないぐらい、嬉しい

わたしは今、波に乗っていると思う
波に乗っているって言えば言うほど
いい波がやってくる

すごく不安定な波で
調子に乗ったら海の底まで引っ張られそうだけど
どこにいくか、何になるんか
なんも決めれてないけど

とりあえず、イカダさえ離さなければ
わたしは山にだって登れると思うから
イカダにしがみつきながら「順風満帆です!」って
満面の笑みで叫んでやろうと思う

わたしの今!順風満帆です!
山でもなんでも登ってやります⛰️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?