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日本のトイレはきれいか?

注意!
本日はトイレの話をします。文章中に、人によっては不快に感じられる表現が出てきます。お食事中の方、汚い話は読みたくないという方は、ここで「戻る」ボタンか「閉じる」ボタンを押してください。読んじゃったという方は、自己責任でよろしくお願いします。
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海外に行くと、トイレ問題がついてくる。
最も大きな問題は、多分、
「トイレットペーパー流せない」問題である。

最初に経験をしたのは、学生時代に行ったブラジルであった。
「う◎こ拭いた紙をゴミ箱に捨てる」
あり得る?ねぇねぇ、あり得る?アリエール?……

と、ブラジルのホテル(木賃宿)に着いた当時の僕(21)は自問自答した。

ヨーロッパは知らない、かつ覚えていないし、アメリカはそんなことはなかったと思うけれど、トイレットペーパーが便器に流せる国というのは、そんなに多くはない。少なくとも僕がよく行く国ー東アジアや東南アジアーで、ほぼ問題なくトイレットペーパーが流せるところはない。

このせいで、
「日本はトイレがきれいだけれど、海外は汚い」
と、人は言う。

「やっぱりウォシュレットがないとね」とかも聞く。
たしかに、日本のトイレは世界一機能的である。
清潔に使えば、もっとも居心地がいいトイレを提供しているのは日本である。これも断言できる。

けれど、これは論点のすり替えである。
トイレがきれいだ、というのは、トイレが機能的だ、というのとは違う。
トイレがきれいだ、というのは、単にトイレを使う人が、トイレを清潔に使っている、ということである。それに尽きる。

この観点でもう一度トイレ事情を見ると、日本はそれほどトイレがきれいな国ではないと思う。
男子トイレしか知りません。
けれど、男子トイレはそう。

具体的には、立ってする小便器、ありますね?
あれの下には90%以上の確率で、しずくがこぼれている。
これでは、お世辞にも清潔に使っているとは言えない。

タイのトイレは、場所によっては流すレバーがなく、隣に置いてある桶から水を汲み取って、それを便器に流し込む。それで排泄物が流れていくのだそうだ。「そうだ」と書いたのは、僕自身は小を流したことはあるけれど、大をその方式で流した経験がないからだ。なんとなく、大をするときはホテルに帰ったり、百貨店に駆け込んだりすることが、今のところできている。汚いからではなく、流しきれるかどうか自信がないからである。

また、タイのトイレには、手動ウォシュレットみたいなのー要するにホースーがついていて、それでお尻を洗ったりする。紙はない。ので、お尻は手でゴシゴシする。原始的ではあるが、不潔ではない。

タイのトイレが清潔だと、最初に思うようになったのはタイエアのトイレであった。とにかくCAがやたらとトイレを掃除する。タイに行ってもそうで、たいていのお店はトイレをきれいにしてある。もちろん、どの国にも例外はあるけれど。

日本の男子は、なんやろ? ゆるくなっている?
もう一歩前へ?
個人的には、ブンブン振るのが原因なのではないかと思っている。
どんとすいんぐ。ぷりーず。
世界ではどうするのかしら。

洋式トイレで立ってするのはもうやめましょう。男性諸君。

ということで、日本はもっとトイレがきれいになると良いのにと思う。

トイレのきれいさは、要するに使う人によるということである。
その観点で、トイレの使い方が汚い国というのは、ある。
日本よりも全然汚い。

それがどこの国のことなのか、みなさんの目で確かめてもらえればと思う。

追記
これを書いていて思い出したことは2つ。

1.12年くらい前だろうか、元配偶者の親戚の家だったか、別荘だったかが、春川の田舎の方にあって、そこに遊びに行ったときにもよおして、トイレを借りたのだが、トイレは、庭という名のだだっ広い野原にぽつんと小屋が建っており、そこのドアを開けると、ブロックが2つ、足を乗せるところに置いてある、ただそれだけの空間だった。んでもって、外から元配偶者が教えてくれたのは、「終わったら、そこに藁があるでしょ?それを上からかけておいてね~」だった。ほぼ、野◎◎状態であった。

2.僕が子どもの頃、1970年代の日本のトイレはたいがい汚かった。公衆トイレの男性の小をするところは、便器がなく、ただ溝がほってあり、そこにしゃーっとするだけだった。ウジ虫がうにょうにょしており、子どもながらにこわかった。祖母の家は、いわゆるボットン便所であり、何度かスリッパをそこに落とした。祖母は何事もなかったかのように、う◎この中からスリッパをほいっと取り出し、洗って干してまた使っていた。そしてそれを、幼い私がまた落としていた。

めちゃくちゃ話が逸れました。
けれど、わずか40数年の間に、日本のトイレは豹変したのだなと思います。
けれど、それを使っている我々のマナーは、あまり向上していないのか、あるいはいったんは良くなったけれど、最近またよろしくなくなってきているのか、そのへんは分かりませんが、なんかそういうように、海外に行くと感じることが増えてきているのです。

う◎こをまじめに考えた本。




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