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つかず離れず

めちゃめちゃ久しぶりに、3年前の卒業生に会った。奇跡的に全員集合できた。奇跡的でもないか。3人なので。

いや、それでもやっぱり奇跡的だな。みんな仕事で忙しいのに、しかもみんな岡山というわけでもないのに。姫路から来てくれた子もいた。お店は個室。感染したとしたら、このメンバーの中だな。

この学年は、まあ全員がなんとなくドライな学年で、お互いに他人に興味があるわけでもなく、けれどなんとなく、学生の時にも1~2ヶ月に一回は飲み会をするような関係だった。

逆に、ものすごく大学生のときには仲良くて、毎月のように集まって酒を飲み、すごく充実した学生生活を送った学年もある。

卒業して、定期的に集まるような関係になるのは、圧倒的に前者である。
なんでやろ。

考えてみるに、「不完全燃焼」感みたいなものはあるのかなと思う。「不完全」というと、聞こえは悪いけど、具体的には「自分たちにはまだやるべきことが残っているのでは?」というような感覚。それを少しでも残して卒業した学年が、続いている。一方、「完全燃焼」して、思い残すことは何もない的な学年は、もうそれっきりなのだ。

僕個人は、卒業しても定期的に会えたらうれしいなと思う。そうなるためには、あまりべったりにさせない方がいいのかも。

つかず離れず。
これって、多分、恋人同士とか親子関係とか、夫婦関係でも言えることなのではないかと思う。ずっと一緒とか、すべてをさらけ出すとか、そういうことをすると、長く続かないような気がする。

みたいなことを、今日は思ったのです。



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