イモ🍠と山🏔️の備忘録16 レース編 第二回中央アルプススカイラインジャパン☔

2021年7月4日 長野県駒ヶ根市にて開催された中央アルプススカイラインジャパン山に出場した。
2020年12月の伊豆トレイルジャーニーから七ヶ月、各レースの中止やら交通事故の怪我やらでやっと今年初のレースに挑戦できた。
１０日前からソワソワとして何事も手につかない(いつもやけど)高揚感と不安、誰の声も遠いし興味をそそられない(大丈夫か)
イモ🍠の味は……よくわかる
心配だったのは天気☁️ レインウェアを新調するかどうかギリギリまで迷ったが結局買わず…後にこれが悲劇となる

前日の大会会場駒ヶ根高原スキー場 標高ここで約900m しかし、蒸し暑い、明日朝の雨の天気予報は外れるに違いないと勝手に確信、(ちなみに会場でサロモンのレインウェアがかなりお得に販売されていた…ここでもシューズばかり眺めて買わず……)
大会はギリギリのところでコース変更があり、約18㎞のコースを二周、大きな登りと下りを繰り返すパンチのあるコースに🏔️🏔️

前日受付を済ませてとホテルへ向かう、もう緊張している、昂っている 南アルプス、中央アルプスに挟まれた駒ヶ根市の景色の大きさがそれに拍車をかけている。どこまで見渡しても緑の山陵がうねり走っているのだ、旅は良い。
そして、そこかしこに「名物ソースカツ丼」の看板、信州て蕎麦ではなかったか🤔
私は食べないけど土地の名物は見てるいるだけで楽しい🌈

ホテルに着くとそそくさと明日の準備、今回は厳しい登りに特化して必要装備以外を軽量化して望む🏃

そして、足つり対策に芍薬甘草湯と塩分17%のマキシマムな梅干し(前日晩と朝で八粒…食い過ぎか？) 
使用装備(レインパンツは使用せず)
cap🎩 Patagonia duck bill
shirt👕 Patagonia cap cool light
pants👖 Patagonia Endres run
sox inner fact👣
Zak🛄 Patagonia3Ｌ
shose👟 north face flight VECTIV
rain jackets👚 salomon bonati wp
         自前補給
       magon jel x4
         ヨーカンx1
        スニッカーズx1
        エイド補給
          おにぎりx1
        バームクーヘンx1

レース当日 朝五時 ホテルを出るとともに雨☔(;´д｀) いや、まだまだ小雨や。
会場に着くと猛者ランナーたちが準備に励んでいる。 三名ほど外国の方まで(ヨーロッパ系？)いる、足が長い、ストックがまた似合ってる(゜ロ゜)
雨は強さを徐々に増してくる、しかし、周りのランナーはレインウェアを脱いでいる人もちらほら。
自分は最初からレインウェアを着込む。標高2000m付近までゆくのだからどうせ着なくてはなるまい。
そして、補給は45分ごと、レースが短めだからジェルメインで組む。
今年のレースシューズ、flightVECTIVも登りできっとカマシテくれるはず。

そして、am 6:30レーススタート、一分毎のウェーブスタート 私は 第4ウェーブ🏃
スタート直後からゲレンデの直登、渋滞。
少しするとバラけてきて走れるロードにでる、緩いアップダウンを繰り返しヒョウノフエ山の登山口までいく。
ここからが長い、約3㎞で800mの標高差を稼ぐ🏔️🏔️
雨で登山道はぬかるみだしている。グリップのいいVECTIVも段々と怪しくなってくる。
そしてなにより、私は失敗に気づいた、雨よりも自分の汗で蒸れるのだ、レインウェアの基本、防水性、透湿性だ。決して悪いレインウェアではないが二年使用して劣化は否めない。蒸れる、しかし、脱ぐのはめんどくさい。
ここで役にたってくれたのがインナーに着ているpatagoniaの軽いシャツ、異常なほどの汗抜けと最低限度の保温力を発揮してなんとか登り続ける。
まわりとは抜きつ抜かれつ、ところどころで四つん這いになって登る箇所、ロープなしでは登れぬ壁のような坂……(ー_ー;)
もっと緩いレース探せば良かったと後悔😞
そして、約1900mの頂点まで、もはや展望などなく、ただもやっているのみ。
長いトリッキーな下りが続く、よく考えるとこれを後一回だと？
何とか一周目を終える、約2:45経過 まわりにはリタイア申告するランナーもいる、迷ってたがエイドで、おにぎり🍙をもらい出発。

二周目はゲレンデの直登も渋滞もない、これは五時間半で帰れるのではないか？私は一時半に駒ヶ根インター発の高速バスに乗らねば帰れないのだ💀
軽量化のおかげか、シューズのおかげか、足はまだ残っている。怖がる必要はない、二回目は経験値が違う！Go!!
と、思ったのも束の間…二回目のヒョウノフエ山は泥んこ滑り台アトラクションと化していた(;´д｀)
まるで、踏ん張りが効かずにズルズル転ける、前からも後ろからも悲鳴、本当に進めない。顔面も泥んこ、まるで特殊部隊訓練。
そして幻想でなければ標高1400m付近で巨大カエル🐸を何匹もみた、カエルてこんな高いところにもいるのか？それともほんまに幻想か……？
ええ年こいた大人がなにやってんねんと思うと情けないやら、面白いやら。
なんとか二回目のピークを制する。しかし、更なる滑り台アドベンチャーが待っている。
何を隠そう約14回もスライディング(もっと多いかも) シューズのラグに泥がつまって機能しないのだ(;´д｀)
さらに、理解に苦しむのがこの下りをスイスイ進むテクニシャンの多いこと👀 大分、抜かれてしまう。私はもうヤケクソで水溜まりに喜んで自分から飛び込んでいく始末。やはりinner fact👣の靴下はええ。足も全然ふやけない(その前にもっと丁寧に走れ)

ほうほうの体で降りてくるも、2周目のタイムは既に三時間を経過(ー_ー;)
ラスト300mでまた元気な人に抜かれてなんとかゴール🏁

散々なはずやのにこの達成感、やはりレースは格別だ、皆さん泥だらけの英雄にみえる、自分も誇らしい🏅勉強になった、雨、泥、標高への対策、また次に活かしていきたいと思う。

そして、みんなまた仕事や生活に戻っていく、自分も同じく、わずかばかりの非日常、これこそが大人に必要なものだと感じている。人生が繰り返しだけで成立するのならそれはそれで味気ないだろう。
高速バスにはかろうじて間に合い、なんとか帰れた、バタバタとした信州デビューとなってしまったが本当に楽しめた、レース主催者、自治体、スタッフ、ランナー、みなさんに感謝したい(*´ω｀*)

総合順位 267人中 28位
年代別 順位171人中16位