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今日は本来の「七夕」なんですよね。

 
 おはようございます。

 今日、8月22日は、旧暦の7月7日、つまり本来の七夕なんですよね。夜、夏の大三角形を見つけられるといいですね。

 私たちが用いているカレンダーは、グレゴリオ暦で、1582年にグレゴリウス13世が対抗宗教改革の一環として定めたキリスト教暦です。

 日本は明治5年にグレゴリオ暦を採用しました。当時先進国だった欧米のカレンダーに合わせるため、それまで使っていた旧暦の12月3日を明治6年の1月1日としました。このため、旧暦の12月がほぼグレゴリオ暦の1月に相当し、いろいろな伝統行事が一ヶ月ずれることになりました。旧暦の7月がほぼグレゴリオ暦の8月に相当するようになり、本来の七夕は8月に相当するようになりました。*旧暦には閏月があるため、年によって日付が異なります。

 2030年までの旧暦7月7日は、下記の通りです。

2023年 8月22日
2024年 8月10日
2025年 8月29日
2026年 8月19日
2027年 8月8日
2028年 8月26日
2029年 8月16日
2030年 8月5日

 余談ですが、4歳になる息子の出産予定日は、旧暦の七夕に当たっていたんですよ。そのため、「○彦」のように、彦星をイメージした名前が候補に上がっていました。結局、出産が遅れたので、七夕ではなくなリましたが・・・。

 思えば、グレゴリオ暦の7月7日は、日本では梅雨の時期に当たっていて、星空が綺麗に見える時期ではありません。

 一方、8月は、星空が綺麗に見える夜が多い時期です。今年は特に、新潟では雨がほとんど降らず、毎晩のように綺麗な星空を見ることができました。

 お隣の中国は、旧暦をとても大切にしている国で、お正月である「春節」は今でも旧暦で御祝いしますよね。

 日本も、明治維新の頃と違い、何でもかんでも欧米に習うという時代ではないように思います。

 七夕などの伝統行事は、旧暦をもっと大切にしても、良いのかもしれませんね。

 今夜、良い星空が見れますように。


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