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バレーボールは笑顔の多いスポーツだ

天皇杯、黒鷲旗、その他バレーボールの様々な試合が中止となり、バレーボール観戦が全く出来なくなったため、最近は過去に撮ったバレーボール写真を振り返っています。


バレーボールの写真を見ていて、改めてバレーボールは、笑顔の写真が多いなと思いました。

ずっと撮っているから当たり前のように思っていましたが、実は笑顔が多いスポーツって、ありそうであまりないのかな、と思ったりもします。

バレーボールは、25点取ったら1セット、3セット取ると勝利というルールなので、とにかく点数が動くスポーツなんですよね。

それにに加え、次のプレーに入るまで時間がある、止まったりすることが多く、その間に選手の色んな表情が見えてきます。

そういったゲームの特徴があるから、笑顔が多い印象なのかと思いました。


他のスポーツでは、点数は動くけどすぐにプレーが始まるから、喜ぶ間もなく次のプレーへ次のプレーへ、だったり(バスケなど)

1点を取るのがそもそも難しかったり、なかなか点数が動かなかったり(サッカーや野球など)

もちろん、点数がなかなか動かないからこそ、1点取ったときの喜び具合が凄まじいのはあると思います。

でもそれだと、1点も取れなかったチーム、負けてしまったチームは、その日の試合では笑顔がなかったなあ、ということもあるのかなと。


バレーボールも、負けたチーム、厳しい戦いだったときは、いつもより笑顔が少なくて厳しい表情が多かったかな、などと思ったりするのですが、そんな中でも、1点を取れたときは物凄い喜んでいたり、それが随所にあったりだとか。

厳しい戦いだからこそ、怒りだったり悔しさだったり、そういった一面も多く見られます。

特に、ラリーが続いて最後スパイクを決められなかったりしたとき「仲間がここまで繋いでくれたのに、何故決められなかったのか自分!」のような、自分への怒りみたいな感情が見えるときもあります。

でもそういうプレーで最後決まると、スパイカー本人よりも、繋いだ周りの人たちだったり、ベンチにいる選手、リザーブエリアにいる選手などが物凄く喜んでいたり、みたいなことも多々あります。

それもきっと、バレーボールが繋ぐスポーツゆえに、際立つ一面なのかなと思います。


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ワンポイントブロッカーの衛藤選手がコートインして盛り上がるリザーブ(控え選手)たち。こんな光景が多いのです。


バレーボールは笑顔が多いスポーツ。
もっと言うと、喜怒哀楽がハッキリと伝わるスポーツなのかなと思います。

ゆえに、バレーボール写真を撮っているのが楽しい、というのはあるかもしれません。


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そういえば、自分がバレーボールに興味を持ったきっかけは、2015年ワールドカップで石川祐希選手を見て「この人よく笑う人だなあ」と思ったのが一番大きかったです。

スポーツでこんなに笑顔の多いのってあるのかなあ、という些細な疑問からスタートしたような。

(写真は、2017年のワールドリーグです)


「バレーボール、なんで好きなんですか?」「楽しいところは?」って聞かれたら、自分はまず「笑顔が多くて楽しい気持ちになれますよ」って答えますかね。

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