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人間見た目が10割。わりとね。

2017このドラマ、だいぶハマって観てました。

ガーリーなテイストながらあんまり色恋に偏らず、拗らせたオンナが共に手を組んで 泥水を掻き分けブラッシュアップしていく…

コミック調で軽〜いタッチですが、個人的にキャストも好きで、毎週楽しみにしてました。

旧・ブンゾンさんも名演技でしたがw 桐谷美玲!

この方、美少女役をやらせると沈んじゃう稀有な女優。 ですが映画「女子ーズ」を観て一気に好きになりました。

本人もあまり感情の起伏が無さそうタイプ?しかも若干天然入ってるのかな⁇

そのちょっと平坦な感じで、おぼこい役やコメディーな物語が尋常じゃなく似合う! キョドり顔がこんなに様になる女優、かつて見た事ないかも。。

それを観て感じたのが、実はこの人…

「オモロのキャパ、えらい広いんじゃ⁉︎」

じゃなきゃ旦那がMAXマサ(5分に一回絶叫)とかコンビ噛み合わないと思うんですよね〜。。 すんごい良い夫婦なんだろな。とか(勝手に)感慨に浸っております。


さてさて、人を見かけで判断するなんて! これは常々言われて参りましたし、自分も何度も痛感してきた場面がございました。

僕は10 〜30代と洋服やファッションに関わる現場にいた為、少なからず世の中で言うとこの“オシャレな人”の部類にカテゴライズされて生きてきました。辛うじて。

外見イコール中身でない事は充分承知の上で。。

〜30代前半ぐらいまで〜 僕もどっちかというと好きな服を着てました。

もともとギャルソンやゴルチェとか、絵に描いたようよーなDCブランドが好きで、無理して高い服買ったり似た物探してたり、自分で作ったり。。がんばってました。それが楽しかったし時代だったしw

買い物する楽しさもあったけど、何より「俺オシャレしてる♬」って言う高揚感や達成感が大きかったですね。。

でも月日を重ねると、そんな毎日がランウェイ みたいな日々もだんだん色を薄めてきて、ちょっとしたスーツも欲しい、ビジネスぽいテンションも欲しい、フェスやキャンプ用も欲しい… etc  家に帰ったらすぐ脱いでハンガーかけとかなきゃ!みたいな服ばかりでいられなくなってきます。

さらに職場や職種が変わればまた必要なアイテムが変わってきます。

若かり頃、もうファッション無しでは生きられない‼︎ぐらいに思ってましたが、意外や意外、脳内シェア番付って入れ替わるもんですね…汗

※僕の中で洋服を買わなくなった理由は①引越しの際かなり処分したら「無くても意外と平気」に気付いた。②重衣料の保管が大変で増やさないよう意識した。 でした。


しかし昭和の頃なら男はスーツ、女は制服。みたいな、ある意味決まり切った“考えなくても良い”システムが広く存在しました。

しかし数十年を経て、時は令和。

男共はネクタイを外しジャケを脱ぎ、謂わゆる女子社員の制服文化も衰退。 各々が自由に選択しなさいよ!文化がすっかり定着して、もはやほとんど全員が同じような格好をしていた頃の面影も無いぐらいオンオフ問わず ♬服装選択の自由〜アハハーン〜♬

だしょ⁉︎


実際、80、90年代に比べて衣料品が安くてオシャレに。高いお金を払わなくても様々なアイテムが手に入る。


そうなるとその選択権を持つのは誰だ!テメエだよ‼︎ ってワケで、洋服によるセルフプロデュース力の効力が以前に増して大きくなってきました。

男性を例にすると、、ひと昔前なら職場はスーツ。オフはもっぱらカジュアル。 極端に言えばこの2パターンで成立していました。

がしかし、温暖化とクールビズ。 はいスーツ着んでえーよ〜! びっくりポンです

スーツ、制服、スキーウェア、これほどまでにセンスの無さを誤魔化すのに長けた三種の神器。 うち二つが崩壊

春はノータイ&ジャケパン、夏は半袖シャツやポロカラー、秋はハイゲージニットを合わせて、冬はウォームビズやらなんちゃらカシミアかアンゴラか⁇

これ洋服に興味が無い人にとってなに?新しい拷問⁇ 考える事多過杉て良太郎

いくら衣類が進化してるとは言え、先ずはアイテムを揃える事に始まり選択クリーニング、そしてオフシーズンの保管、すんごい重圧…

メンズのビジネスはまだ良しとしてレディース! 女子ーズはさらに毎年のトレンドと言う恐ろしい離岸流から絶えず泳ぎ切らねばなりません。 今のセージ家みたくコロッコロすーぐ態度変わっちゃうから、うかうかと去年の袖に通してられません。

ここで洋服を「ファッション」「趣味のもの」と捉えると、アザーの案件だし出費も惜しまれる。

ですがイイ大人が平気でイ◯ンで買って中学生みたいな服着てたり、上下カーキ色みたいな乾いた苔風だったり、急に爪先が反り返ったレザーシューズとか、 ファッションに興味が無いってだけで片付けられない事案でもあります。

オシャレな服はどんなに高級でものハイセンスでも「服」。それ以上の物理的機能はありません。だから本来なら僕みたいな人間でさえもあまり、気を取られたくないのが本心。。

ですが人は見た目が10 割。悲しいかな。

ヒゲ剃るでしょ?髪整えるでしょ?フジロック行くのに革靴履いてかないでしょ? 見た目、機能、そしてそれを選んだ精神性。人はそこを見てる。

今日見かけた人。おそらく30後半男、小柄でポッチャリのコアラ体型。

きっと一般的にちゃんとお勤めしててそこそこサクセスしてるはず。

でも全身マ◯イで買ったのかな?って感じの中高生カジュアル。

物凄い考えさせられました… 何故それを選んだのか?疑問を抱かないのか?

洋服が「ガジェット」だと思っていないスタンス。スマホや家電なら吟味して投資するはずなのに、自分の身体に一番近い衣類には知識や情報を取り入れない。(その逆も然りですが)


物余り、デフレの今の日本ですが、だからこそその環境を活かして自分を底上げしよう。そう痛感しました。

人はを見た目が10割。

社会の中で「装う」事は自己満ではなく内と外に向けてのマインドコントロール?

ハダカで外歩けないので、じゃどうせならポイ活じゃないけど物理的プラスαな服選び。洋服着ながら自分の株も上げれる。みたいな。。

しかも嫌味なく、自分も心地よく、できるよう意識していこうと 改めて思いました。

今日はムダに時間かかって分も纏まらず…でもこれでいいや♬