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はじめてのお留守番

マンチが我が家に来たのはとある年の10月
ミケが我が家に来たのはその9ヶ月後の7月
ミケが来るまでマンチは普段1人でお留守番をしていた。
ミケが来た時は本当に嬉しそうで、いつも一緒に走り回ったり、取っ組み合いをしたり、くっついて寝たり仲良し。

ただミケは普段は元気だけど、体調を崩しやすく、風邪を引いたり、下痢したりと何かと病院に行くことがある。

そういった突発的に病院に行くことになる時は、旦那か私どちらかが仕事で、どちらか1人が病院に連れて行くというスタイルになるので、マンチは1人でお留守番ということになる。
その度マンチは帰ってきたミケにすぐに毛繕いをして迎え入れる。

マンチはありがたいことに体調を崩すことがないので、病院へ行くのは一年に一回のワクチン接種の時だけ。

いつもは旦那と予定を合わせてどちらかがマンチを病院に連れて行き、もう1人はミケとお留守番というスタイル。

ただ今年は仕事の都合上予定を合わせることができず、私がマンチを病院へ連れて行き、ミケは1人でお留守番をしなくてはいけないことになった。

1人きりでお留守番したことのないミケがすごく心配だった。パニックになるかも?ずっと鳴いてるかも?旦那は「(自分の)お母さんに来てもらう?」とまで言っていたけれど、今後マンチも何があるかわからない。だから甘やかさず、1人でお留守番してもらおう、ということになった。

いつもミケは病院を怖がるけれど、マンチは比較的平気な感じなので、今年も大丈夫だろうと思っていた。ところが今回はなぜかものすごくイヤがり、キャリーケースに入ってもらうのに苦労した。

そんなマンチを見てミケも怖がって、ソファの影に隠れていた。
なんとかマンチをキャリーケースに入れ病院へ。
行ってしまえばあとは滞りなく、いつも通り終わって帰宅。

家の正面に窓があって、帰宅してすぐミケがそこに現れるかな?と思ったけれど、姿が見えない。

マンチを連れて家の中に入ると、女王様のような風格でソファに座っていた。

逆の立場なら先程も書いたように、マンチはミケをペロペロと舐めて毛繕いしてあげるのだけど、ミケは次は自分が連れて行かれるのかも?と思ったのか、またまたソファの影に隠れて警戒し始めた。

マンチにはご褒美ちゅーるをあげて、ミケにもお留守番のご褒美ちゅーるをあげようと思ったら一口も食べなかった。ちゅーるは特別な時以外いつも2匹で1本だけど、この日はミケが一口も食べなかったので、マンチが1本食べた。

しばらくしたら大丈夫と安心したのかいつも通りの感じに戻った。

ということでミケの初めてのお留守番は成功。

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