見出し画像

【毒親】弱音を吐ける人は強い。

何年か前に国家試験に受かり、その職業で働いていたことがある。(今は全く違う職種)

就職した先の上司が気分の上がり下がりが酷い人で、しかも少数の部署な上に多部署からは離れた所に部屋があるので、ほぼ2人の世界。

仕事の出来云々より、その上司の機嫌を損なわないような仕事をするようになり、「別に私この人のために働いている訳じゃないのにな?」と違和感を感じるようになった。

辞めることはまず当時同棲していた彼氏(今の旦那)に相談していた。「そんな職場辞めればいいじゃん」と、辞めることに肯定的だった。

そして就職して約半年で退職した。

親から連絡などがあってもしばらくは内緒にしていた。怒られるか否定的なことを言われるのが分かっていたから。

退職してから数ヶ月後、仕事を辞めたことを親に話したら、案の定否定的なことをたくさん言われた。

親としてはやっと国家試験に受かってその仕事に就けたのに勿体無い、ということだった。辞める前にどうして相談しなかったんだ、とも言われた。
どうせ相談したって止められたり否定的なことを言われるって分かっていたから。せっかく国家資格の仕事に就けたのにと言われても、嫌な上司のもとでストレス溜めて苦しみにがら働き続けてもいいのか?と反論した。

親の理想から外れた行動を取った娘(私)のことが理解できず、「彼氏(今の旦那)に洗脳されたんだ」と人のせいにしだした。ていうか彼氏からの洗脳で仕事辞めるってどういうこと?元々母親は何事も人のせいにする性質なので、誰かのせいにすることが当たり前なのだ。

この件だけでなく、私はこれまで親に悩みを打ち明けたり、相談をしたことがほぼない。何度も言うが、否定されるから。

彼氏(今の旦那)のように、「仕事辛いなら辞めなよ」などというようなことは決して言わない。

昔友達の結婚式で、友達の奥さんが親への手紙を読んでいた時の内容。地元を離れて就職し仕事が辛くなって電話をしたら、夜中に2〜3時間掛けて車で来てくれた。というエピソードを話していた。そんな風に親に相談出来ていいなと思った。もし私が離れた親に電話で相談しても「いいから頑張りなさい」としか言われなかっただろうし、夜中に車で来てくれるなんて絶対にない。(共働きだし自分の生活が大事な母親だから)

相談しても否定される経験しかないと、人に相談することが出来なくなってしまう。弱音を吐かない人は脆い。自分の中でマイナスが溜まっていくから。

でも相談や弱音を吐いても受け入れてくれる人が1人でも居ると、その人は強くなれる。マイナスを受け止めてくれる人がいると、また前を向いて進む力が出るから。


↑このツイートを見て色々思ったことを、思い出したことを、今回は書いてみた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?