三連休何もしなかった話
正月も終わり、1月4日から世間では労働が再開した。正月休業していたファミリーレストランも、近所の本屋も、すんなり開業した。もちろん小生が働く会社も当然のように再開した。
正月ムードが一気に過ぎ去った1月の第一週。とは言っても、正月ボケが治るわけではなかった。
みんな心ここにあらずといった様子で、ぼーっとどこかを眺めたり、スマホをいじったりしている。そんなこんなであっという間に3日間が過ぎ去った。1月初めの三日間は本当に一瞬だったように感じる。
さて、そんな小生にも目標はあった。いまnoteで開催されているジャンプの原作大賞応募だ。週刊少年ジャンプは大好きだ。それの募集が始まっていると気づいたのはまさかの1月6日。普通なら間に合うはずがないタイミングだ。しかし、小生の頭の中には一瞬でプロットが立ち上がった。週刊少年ジャンプでぜひとも連載してほしいヒロインのイメージがあったからだ。この子を表紙にした最高の作品が見たい。その思いで小説の設定を書き始めた。
ところが、いざ三連休に差し掛かった瞬間異変が起きた。小生のやる気が急激に消え去ったのだ。理由はいくつかあるが、何よりも『主人公の目的が思いつかない』ということだった。
こればかりはどうしようもなく、ウンウンうなっている内に睡魔が訪れる。気づけば眠り、起きれば悩み、悩んでいる内に寝てしまう。それを繰り返している内に、三連休が終わってしまった。
正直、うつ病になるかと思った。
あと二日で2万文字以内の漫画原作を書ける気はしない。
小生はすっかり諦めてしまった。
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