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NISAで株は買えますか?

近ごろ
よく聞かれるんです。

「NISAで株は買えますか?」って。

もちろん、買えます!!

ただし、NISAを利用するためには…っていう前置きを始めると

ガラガラと
シャッターをおろす音が聞こえる…

私が10年前に始めた
ママの金融リテラシー講座
家計簿講座などで

1000人以上のママと出会って感じる

あームリだわ

っていう、なんともいえない空気感。

でも近ごろあちこちから、投資やNISAが聞こえてくるようになり、閉めたシャッターを、そろりそろりとあけ始めたママが増えてきました。

「NISAで株は買えますか?」

答えは「ほぼイエス!」

今すぐ証券会社に口座を開設して手続きを始め、興味を持った会社の名前を検索してみましょう。(詳しくは改めて書きます)

いずれにせよ
まずは動いてみることです。

投資は自己判断が鉄則。

誰かの情報も、何かで読んだ情報も「投資する・しない」を決めるのはあなたです。

小さな判断を積み重ねた人だけが、大きな結果を手にすることができます。

なぜ投資が始められないのか?


では、なぜママが投資に不安を感じ、 シャッターをガラガラと閉じてしまうのか?ママのタイプをざっくり4つに分類してみました〜!


あなたはどのタイプですか?

不安はスッキリ解消して、今すぐ実行にうつりましょう!

1.ドキドキタイプ_大損するのでは?といつも不安

たとえ1円でも、投資でお金が減ることに納得がいかない!

うんうん。わかります。大切なお金が増えないより、減ることの恐怖が大きいドキドキした気持ち。それは誰しもが持ち合わせています。

株式や投資信託は元本保証ではないため、 最悪の場合0円になったりすることがあります。 1円どころか数百万円消える可能性だってある、 本当に怖い商品です。

ドキドキするっていうことは、リスクは何となくわかっている証拠。 簡単に儲かるもんじゃない! その捉えているあなた。実は正しいスタンスです。

でもドキドキが原因で銀行の預金だけにしか預けられない(=資産が目減りしている)現状も不安。

それも正しいです。

その不安を乗り越えるには、 今日何にお金を使ったのか?今月いくら使ったのか?今年いくら使ったのか?? 知る必要があります。【今を知る】

そして次に、将来あなたはいくら必要なのか? 子供の学費はいくらなのか?? マイホーム資金はどうするのか??? ざっくりとした将来設計を立てなくてはいけません。【未来を知る】

【今を知る】・【未来を知る】 この作業を始めなくてはいくらたってもドキドキが収まることはありません。

もしかして…投資未満タイプ?

例えば、夫婦2人で働き子供が3人いたとしましょう。 毎月赤字でボーナスで補充してなんとか家計を乗り切っている・・・ もしそんな状態であるなら、 投資どころの話じゃないです。

実は結構この【投資未満】タイプが結構多いんです。

自分が果たして投資のステージに上がれるのか?

投資で一儲けすれば、毎月の赤字が何とかなるんじゃない?と希望的観測で投資を知りたいと思っているあなた。

一言申し上げておきましょう。

やめとき。」

投資は宝くじでもギャンブルでもありません。 余裕資金をいかに増やすのか?っていうのがテーマです。

銀行に寝かせているお金に働いてもらう、っていうのがそもそも話のスタートです。 寝かせるお金がないどころか、 いつもギリギリ生活。なのに余裕を生み出したくて投資に走る・・・はい、 一発アウトです。

ただし、例外的に、このところの株高で、 もしかしたらぎりぎりの資金の中で始めた投資がうまく回っている場合があるかもしれませんね。

それはまさに宝くじに当たった状態。

例えばダメ元で始めた300,000円が1,000,000円になっているとします。

うっそー!3倍値上がりしてるじゃん!!

そんな場合は今すぐ300,000円分を売って銀行に戻し、残り700,000円で投資を続けます。

株価が上がり続ける保証はどこにもありません。余裕資金で始めていればほったらかしで 増え続けるのを眺めていられるのですが、 そうでない場合は生活費の3ヶ月分が手元に残るまで、 銀行預金を増やさなくてはいけません。 早めに投資を始めた人なら今がカツカツの生活から抜け出すチャンスです。

戦争リスク・ 自然災害リスク・ トランプリスクなど、 今年も株価が大きく動きそうなリスクと常に向き合っています。

ドキドキタイプから抜け出すためには、 まずは余裕資金を作ることなんです。

投資をスタートしたければ、最低でも生活費の3カ月分が貯まってから始めます。

たとえば30代夫婦であれば 少なくとも800,000円は元本保証または限りなく元本保証に近い投資信託に置かなくてはいけません。

そして【今を知る】【未来を知る】ためには、 最低3ヶ月は家計の出費と向き合う必要があります。

いわゆる家計簿や、家計簿アプリの活用が必要となるのですが、赤字でほぼあきらめムードだったママが、3ヶ月家計と向き合った(何にお金を使ったのか細かくチェックした)結果、毎月数千円の余裕資金を生み出し、 それを元手に積み立て投資を始めて30万に達成した事例があります。

ほぼ赤字の生活でも支出を管理するだけで、 不思議なことに余裕資金が生まれるのです。

どうせダメだとあきらめないこと。 そしてしっかりと現実と向き合うこと。

投資が不安で始められない…という言葉には、出費が把握できなくて不安、 っていう気持ちが混ざっている場合が多いのです。

ドキドキは、みんなが持ち合わせている気持ちです。

乗り越えるためには余裕資金がいくらあるのかを知ること。 これに尽きます。

家計簿を読み解き余裕資金を知る

2.モジモジタイプ_投資先が決まらない

投資が始められないリスクについて、具体的な事例をお話しします。

こちらの表は、約4年前にママの金融リテラシー講座の中で扱っていた投資信託の値動きの様子です。

インデックスファンドの値動き(2021年)

なぜこの銘柄を取り上げたかというと、新聞や雑誌などでオススメとして取り上げられていたからっていう単純な理由からです。

私はかつて証券会社に勤めていたことがあるのですが、オススメや注目にあげられる商品は文字通りお勧めです。何故かと言うと投資信託の本数は約5800本、取引されている上場株式数は約3700社・・・計約9500本の中から投資する銘柄を選定しなくてはなりません。

要するに
みんな選べずに困ってるっていうことなんです!

↑おすすめに乗っかる人が増える
↑取引高が増える
↑価格が上がる
(例外アリ)

わかりやすく言うと…

例えば約10,000着の洋服から勝負服(投資信託)を1着選ばなくてはいけないとしましょう。

しかし実際は、選んでるうちに日が傾きはじめ…

・・・いつもと同じで困らない

・・・わざわざリスクをとって冒険する必要ない

いろいろな言い訳が浮かび

けっきょく無難ないつも通りの服(普通預金)を選んでしまう。

うんうん、わかりますよ!

でもね、クローゼットにはあなたの人生をより輝かせてくれるかもしれない洋服が1万着もあるんですよ!

勇気を持って、袖を通してみないと、あなたがどれだけ輝けるかはわかりま戦。

もしかしたら、選んだ服があまりにもキラキラで冒険しすぎてしまい、あなたの魅力を下げるものかもしれませんね。

それでもあなたは自分で選んだ洋服で、たとえ失敗したとしても、それほど後悔はしないはず。次につながる経験ができたわけですから。

この流れがまさに株式や投資信託の購入です。

眺めているうちに、あっという間に数年が経つ。

これほんとの話です。

ちなみに、私が当時お話ししてきた銘柄と基準価格は

1308上場インデックスファンドTOPIX
1626円

ニッセイ外国株式インデックス
15,883円

1357日経ダブルインバース上場投信
787円

でした。

で、約4年後の現在
どうなっているかというと・・・

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