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オンラインゲームに没頭していた時があって、その頃は全然本を読まなかった。ただでさえリアルとバーチャルの境界が曖昧になる中、本を読まないことが自分を見失うことに拍車をかけた。だからつとめて本を読むようにしている。自分がグラウンディングするために必要なのだ。もちろん読むのが好きなのだけれど、それでも本に手を伸ばさなくなる時期もあるから、注意するようにしている。架空の物語を読んで、地に足が着くなんておかしなことかもしれないけれど、ちゃんと自分の軸が戻ってくる体感がある。何度もそれを経験しているから、わたしは本を求める。グラウンディングするから好きなのか、好きなことだからグラウンディングするのか、それはどっちでもきっと同じことだ。切実に本が読みたい。飢えて渇いた獣みたいに。

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