0327

ずっとやろうと思いつつも、しそびれていた洗車をようやく敢行。丁寧に拭きあげていると、車に対する感謝の気持ちとやっぱりこの車が好きだという気持ちとが、動かす手とともにゆっくりと湧きあがってくる。愛おしみながら細部まで拭き清める。車がぴかぴかになっていく様子は、わたしのこころを明るく軽くしていく。まるで自分の内側が拭き清められ、ぴかぴかになっていくようだった。曇っていた空は、どんどん晴れて、彩雲がきらめいた。

わたしはここに毎日のことを書くことで、今日という日をここに置いてゆく。今日のことを今日のまま、明日にも昨日にもしないでおくこと。ここに書かれたことも、書かれなかったことも、書こうとしたことも、書けなかったことも、ぜんぶ、今日はここまで、さようなら。（書かれなかったものたちに）出会えるならば、また明日。明日じゃなくてもまたいつか。