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0614

ほんの数分ほどの晴れ間だった。まぶしすぎて肉眼ではわからなかったけれど、スマフォには虹色が写っていた。それは僥倖で祝福。空は出し惜しみなんかしない。だからわたしも思いっきり受けとる。

ヒバリが長い長いトリルを歌い、ツバメが短くさえずる。キジがけんけーんとひと声あげて、カモががあがあ飛んでいく。カエルの声はあちこちでこだまする。にぎやかで豊かだ。のどかな日曜日。


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