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エリカ・スワイラー『魔法のサーカスと奇跡の本』にタロットカードの話が出てきました。そのたびにどんな絵柄でどんな意味合いだったかをおぼろげにでも思い出せた。そのことが読解をより深めて、わたしは奇跡の本の世界にますます没頭しました。たとえば塔、たとえば悪魔。タロットのことがわかるようになるなんて、数年前には思いもしなかった。そんな、自分にしかわからない成長を噛みしめながら、昨夜一気に読み終えました。

引き続き曇りの今日。雲間からのぞくうすい青空がすきとおるようにきれいでした。