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毎日たくさんのことを思って、でもここに書くのはほんの一部で、だからといって全部を羅列しても、それがわたしの一日のすべてになるわけではない。

『刑事モース』の今シーズン最終回を録画で見て、そのあと流れた『びじゅチューン』でウィリアム・モリスがとりあげられていた。蔓のことがなんとなく頭の片隅にあったから、その偶然がうれしかった。モースとイギリスつながりだったし、タペストリーについてもぼんやりと考えていた。乾石智子さんのオーリエラントシリーズで、タペストリーの話が出てきたのはどの本だったか思い出せない。絵のように織って、記録としても残すタペストリー。ヒビオルという布の話は、岡田摩里監督『さよならの朝に約束の花をかざろう』。毎日の日記を書くように織り続け、布に書かれたことを読むことのできる種族がいるのだ。こんな断片でなく、ちゃんと書きたい。でも今日は書けない。

「丸の内魔法少女ミラクリーナ」を読んだとき、わたしも魔法少女でいたってよかったのだ、と後悔する気持ちと、安堵する気持ちとが交錯した。誠実に狂っていたい。

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