0916-2
わたしのしあわせは簡単だ。好きな花を見る。葉っぱや新芽に触れる。それらを心ゆくまでゆっくり味わう。それから、その余韻を振り返る一人の時間。できれば落ち着いた場所がいい。おいしいものがあったらもっといい。
今日はそれが全部できた。うれしくて満ち足りた。わたしを満ちたらしめるのは、わたしだ。その場所へ行くために身体を動かすのはわたし。ゆっくりする時間を与えるのもわたし。わたしはわたしをしあわせにするために生きていい。
「わたしがわたしをわたしする」とは、服部みれいさんのことばだけれど、今日のわたしはわたしをわたししたと思う。それは、思いと行動にズレがないということ。ズレがないと、それだけでスムーズに軽やかになる。そしてその感覚がしあわせを増幅させ、より満たされていく。どんなに些細なことでも、自分がしあわせになることをするのは、やっぱり大切だと思った。満ち足りると、ゆとりが生まれるから。
下書きばかりが増えていって、まとめられないまま朽ちていきそうなことばたちに、向き合えそうな気がしてきた。余裕ができると、エネルギーが湧いてくる。白い萩に会えてよかった。
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