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おでかけの十枚 145

時にはインプットをしようではないか。

と書くと、すんごくカッコいいのだけど、現実は「てめーは、どんだけ人の春休みに便乗したんだよっ!?」と自分でツッコむぐらい、今年はマジでいろんな人の春休みに便乗して、一緒に春休みを満喫した私です(笑)

今回はその満喫したうちの一つで、その存在を知ってから、ずっと泊まりたいなぁと思っていた佐賀県佐賀市富士町にある『泊まれる図書館 暁』に念願叶って泊まってきた十枚です。
ある日、友人から「有給取ったから泊まりに行こ!」と連絡があり、よっしゃ!と、宿がある佐賀県佐賀市の古湯温泉街へと車を走らせたのであります。

一枚目

ヘッダーをご覧ください。
温泉街の路地に入ったところにそっと現れたのは、築120年の古民家を利用した『泊まれる図書館 暁』、本日のお宿です。
とても素敵な外観に、建物の中も期待せずにはいられない、ホームページ等で予習してきたワクワク感をさらに増殖させる外観です。


二枚目

建物の中に入ると、すぐ目に飛び込んできたのは、本棚の山。そこには「ようこそ、本の世界へ!」と言わんばかりの数々の本本本・・・その数、約1400冊。いやあ、明日のチェックアウトまで、この本たちと一緒に過ごせるのかと思うと、もうそれだけでテンション上がりまくりである。
ところで、どうしてこんなに本がこの建物の中に並んでいるのかというと、玄関入ってすぐの貼り紙にも書いてあるように、九州好きの本好きの方々が「自宅の本棚にずっと置いておきたい本」をひとり20冊ずつ選んでもらい、それを15cm~30cm四方の木の箱に、ひとり分ずつ納めたそうで、それらがこの建物の中に所狭しと置かれているということである。
明日のチェックアウトまで何冊読めるかな?


三枚目

入ってすぐの居間は、こんな感じ。廊下にも椅子があり、本棚があり、こたつで読むもよし、本棚の近くの椅子に座って読むもよし、1日1組限定の宿なので、明日までは友人と二人で、これらの本を読み放題!
いろんな人が選書しているので、重複する本も何冊もあり、チェックインして本棚を見て回るだけでも、1時間ぐらいかかったかもしれない(笑)


四枚目

本棚のある空間ももちろん素敵なのだが、台所もいちいちシャレてるというか(もちろん褒めてます)、丁寧に並べられた食器や道具を見ていると、何かの生活雑誌に出てきそうな感じがするのである。自分ちではあり得ない光景だ。


五枚目

右側はお客さん専用の冷蔵庫。中には、ビールと日本酒(どちらも販売)がありました。
また、写真上の黒い袋状のモノは、玄米カイロです。電子レンジで温めたら、そのぬくもりを読書疲れの目に、肩に、腰にもってこいこい!じんわり身体を温めながら、その疲れを癒して・・・って、もう通販番組になりよるやん。

六枚目

居間に戻ると、どこまでも本の空間が広がっています。


七枚目

寝室も本棚に囲まれて、読むのが勝つか、寝るのが勝つか。


八枚目

食事はオプションで付けることができます。今回はせっかくだからと、夕食と朝食をつけました。食事は地元の料理屋さんが作ったものをいただきます。写真は夕食で、おかずはお重に入って、おかわりご飯はおひつに入ってやってきました。


九枚目

夕食前にお風呂(歩いてすぐの温泉旅館の日帰り温泉を満喫)を済ませていたので、夕食後から読書タイムに突入!
普段わりと早い時間に寝てしまうのですが、この日は23時半ぐらいまで読んでました。本は、小説、エッセイ、絵本、漫画、写真集などなど、多種多様の本があって、読みたい本は山ほどあったのですが、時間が限られているので、薄い本を選んで読みました。
寝る時も布団にもぐって、小さな写真集(なぜかお猪口の写真集)を片手に、いつの間にか夢の中に入ってました(笑)


十枚目

翌朝起きて、朝食がやってくるまで本を読み、朝食後も数冊読み、というか、あれも読みたかった、これも読みたかったと本棚をめぐり、帰る準備をして、宿をあとにしたのでありました。
そうそう。本を戻すところが分からない時はどうしたらいいの?という本のために「迷子本入れ」が枕元に置いてありました。でも、割と棚の近くで読んでいたので、迷子を出さずに済みましたが・・・。

本に囲まれた至福のひとときでした。
夜は眠気が勝ったけどね(^^;)

追記
おっと!肝心のお宿のホームページ紹介を忘れてました💦
詳しくは、こちらをどうぞ!


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