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本の一枚 10

ウミネコmini文庫第2弾!

こちらの方が登場しました!

NNさんです!
私の個人企画「企画の一枚」(今は企画が休んでおりますが)の常連でもあり、『ソーイング・ビー』というイギリスの裁縫バトル番組の話からずっとお付き合いさせていただいているnoterさんです。

そして、販売されているところは、こちら!

ウミネコ制作委員会さんです!
上の記事はご紹介のために貼ったので、ずいぶんと過去の記事で、完売という言葉も見えますが、今はウミネコ制作委員会さんの店で発売中です!


『タツミヤアカネものがたり』

アミシマ糧食というお弁当屋さんで勤めているアカネちゃんの話。アカネちゃんと言っても、まじめにコツコツ働く人。だから、アカネちゃんではなく、アカネさんかもしれない。でも私はアカネちゃんと呼びたい。

アカネちゃんには、とても短くぎゅっと凝縮されたこの物語のラストまでにいろんな事が起こる。本当はその一つ一つの出来事を語れば、もっと長い話になるのだろうと思うし、1期分のドラマぐらいにはなるのではなかろうかと思う。

だが、それをわずか5ページ足らずで、アカネちゃんの心情や動向を語って、物語の映像を頭の中に流れるほどにしてしまう。もうさすが!のNNさんだなと思う。なんてことを言っていると、なんだかNNさんに四方八方からツッコまれそうな予感がするので、このくらいで・・・。
でも、読んでいて、自分ならどの登場人物になるかな~と当てはめたくなったが、私はお弁当屋のオバサンだな、と確信した。そっと主人公を見守りたい、そんな話である。

『KUNIBIKI』

こちらは「スモー」の話。「スモー」という文字を見て「スモークサーモン」だとか「スモアクッキー」を思い浮かべた私はやっぱり食いしん坊なので、そこは「おいおい!」とツッコんでいただくとして(笑)、ここでの「スモー」は「相撲」であり、近未来の相撲の話なのである。

近未来の「スモー」を想像できるだろうか?私はできない。でも、『KUNIBIKI』を読むと、ああ、そういう発展の仕方もあるのかなと思う。
『KUNIBIKI』の世界では、伝統を守る「本格」、マシンを駆使して、まるでeスポーツの流れを組んでいくかのような「マシンバトル部門」、クスリや肉体改造なんでもありの「肉体強化部門」の3部門に分かれるらしい。「肉体強化部門」なんて、「改造」ではなく、「強化」と言い切ってしまうあたりが、近未来では認められるのか?とさえ思ってしまう。

話は、この「スモー」に編集者のレイコさんが関わることから、始まるのだが、レイコさんと「スモー」の関わりが深くなると話の規模もどんどん大きくなっていく。最後まで、「え!?」とドキドキしてしまう話である。

撮った!

この記事が投稿されている今日、NNさんは東京でイベント絶賛参戦中(確か今日まで)、ウミネコ制作委員会の編集長である、ぼんやりRADIOさんことぼんらじ編集長はウミネコ童話集(二)の編集作業やウミネコmini文庫(もう第4弾まで出ている!)や文フリ準備に大忙しである。

創作するにもパワーがいるし、それを世に出すにもパワーがいる。
なので、お二人さま、落ち着いてひと息つく頃に、ツッコミをお待ちしております(完全に業務連絡^^;)

私はまた積読山を登っていくとします。それにしても・・・高いわ・・・あはははは。

『KUNIBIKI』にまだ出会っていない方はぜひ!



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