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それ、食べられるよ

子供の頃、学校が大嫌いで1年半ほど学校に行かずにいたことがあった。学校に行かずに何をしていたのか?今思い起こすと全部具体的には覚えていないけれど、一人で裏山を散策したり、家の下に広がる田んぼに降りて行って

子供の頃、よく親から「その実は食べられるよ」と言われて、嬉しくてそっとその実を口に入れて噛むと本当に甘くて美味しいのがわかっていくつも食べた覚えがある。家のそばの空き地に生えていた木苺、アメリカに行ったときに街路樹に成っていたいちいの赤い木の実、桑の実。桑の実はたくさんとってパイにした。
甘い実以外にも草やムカゴなんかも良く口にした。イタドリ、スッカンポ、空き地に群生していた野生のハッカの葉。むかごは摘んで茹でて食べたなぁ。蓮華の花は酢の物にした。
食いしん坊の私は、その辺にタダで食べられるものがあると思うと、つい嬉しくなってしまう。こういうことに好奇心を持つ子供達も少なくなった。そう言えば、我が息子たちは、どこからか「アリのお尻は酸っぱい」という情報を仕入れてきて、アリを捕まえては舌を突き出してお尻をチョイっと舐めていたっけ。「酸っぱーい‼️」と、大喜びでした。そういう光景が私は好きです。

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