マガジンのカバー画像

赤穂中央病院の新コロ対策最新情報!

166
赤穂中央病院や、赤穂地域の施設の新型コロナ対策最新情報をわかりやすく紹介しています。
運営しているクリエイター

#コロナ

仮に複数回使う場合は、「N95マスクを着けたままにしておく」「一度保管したマスクは使えないので、新しいN95マスクもしくは、すでに使用から5日経過したマスク」を使うようにしてください。尚、同一のマスクは合計5回までを使用上限にします。「延べ5日使用したら廃棄」します。

しかし、同じ日に複数回使う場合は注意が必要です。1度外して保管したマスクは、使わないでください。1度外して保管したマスクは、保管から5日目に使用可能となります。でないと、生きたウイルスがマスク表面についたまま装着することになり、曝露リスクとなります。

N95マスクの再利用ですが、当院では5日✕5回ルールを採用しています。
1回使用したあとは、自分用に紙袋で保管します。その後、5日空いたら(5日目)で再利用が可能です。これは、新型コロナウイルスがプラスチックや紙などの表面で72時間しか生きれないという特性を利用しています。

新型コロナ(疑い含む)患者対応後のPPEは、N95マスク以外、ゾーニングで指定された区域(イエローゾーン;準汚染エリア)で脱ぎます。グリーンゾーン;清潔エリアには、N95マスク以外を装着して出ることはありません。

新型コロナの感染予防。特に手指衛生について

新型コロナの感染予防。特に手指衛生について

新型コロナウイルスは、アルコールを用いた手指消毒、石鹸と流水を用いた手洗いが有効とされています。

以前の記事でも紹介しましたが、コロナウイルスは環境の表面でも生きることができるウイルスなので、我々医療者が適切なタイミングで手指衛生をして、ウイルスをやっつけておかないと、医療者を介して感染が伝播してしまいます。

ウイルスが付着した手で、目、鼻、口の粘膜と接触するのを防ぐ(接触感染を防ぐ)ためには

もっとみる

手指衛生の重要性をしつこく伝える理由

新型コロナウイルスの感染経路のひとつに、接触感染があります。接触感染を防ぐには、適切なタイミングでの手指衛生が重要です。手指衛生が必要な理由が、この動画にあります。

N95マスクの選び方・使い方について

N95マスクの選び方・使い方について

N95マスクは、機能は同じでも、形状が異なるものがあります。

当院では、大きく分けて2種類(カップ型、3つ折り型)を採用していますが、その使い分けについては知らない方がほとんどだと思います。

ここでは、マスクの選び方・使い方について解説していきます。

マスクの選択基準は、自分の顔型にフィットするかどうかあるものを使うのではなく、自分の顔型にフィットするかどうかで決めていきます。ユーザーシール

もっとみる
顎マスクが駄目な理由

顎マスクが駄目な理由

顎マスク、暑かったり息苦しかったりすると、ついついしてしまいがちですよね。

けれど、顎マスクには、実はこんな危険があります。

首は露出している首はつねに露出されているので、つばや飛沫(ひまつ)の汚染にさらされています。新型コロナウイルスは、汚染した表面を介して口や体内に入り込み、感染してしまう経路(接触感染)が知られています。

特に、マスクをしていない人との会話や、せきやくしゃみをしている人

もっとみる
フェイスシールドの正しい使い方

フェイスシールドの正しい使い方

新型コロナの流行に伴い、食事介助時の介助者のフェイスシールドの着用が義務付けられました。ここでは、フェイスシールドの正しい使い方をおさらいしていきます。

フェイスシールドは繰り返し使える基本は使い捨て製品ですが、需要の高まりにより、例外的に再利用※することが認められています。(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部,令和2年4月14日)

※複数の患者に、同一のフェイスシールドを使用する

もっとみる