新型コロナの流行に伴い、食事介助時の介助者のフェイスシールドの着用が義務付けられました。ここでは、フェイスシールドの正しい使い方をおさらいしていきます。
フェイスシールドは繰り返し使える
基本は使い捨て製品ですが、需要の高まりにより、例外的に再利用※することが認められています。(厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部,令和2年4月14日)
※複数の患者に、同一のフェイスシールドを使用すること
再利用する際には、下記の注意点を守りましょう
1.目に見えて汚れた場合は、洗浄及び消毒を行うこと。
2.一度外した場合には、再度装着する前に、洗浄及び消毒を行うこと。
3.フェイスシールドが損傷した場合(しっかりと固定できなくなった場合、視野が妨げられ改善できない場合など)は廃棄すること。
4.フェイスシールドを外す必要がある場合は、患者のケアエリアから離れること。
フェイスシールドの洗浄及び消毒方法
1.手袋を装着したままの状態で、バイオトロール環境清拭クロスを使用して、シールドの内側、次に外側を丁寧に拭くこと。
※バイオトロール環境清拭クロスが近くにない場合は、アルコール又は0.05%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を浸したペーパータオル、ガーゼでも可
2.よく乾燥させること
3.手袋を外したあとは、手指衛生(手洗いもしくはアルコール消毒)を行うこと。
不明な点や不安があればCOVID-19対策チームに聞こう
初めてのことで、不安だと思います。はじめは失敗してもいいので、慣れるまでの間はゆっくりと、冷静に、手順を確認しながら、周りの人と相談しあいながらやりましょう。そうすれば、自然と正しい手技が身につくはずです。
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