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それでも東京が好き
こんにちは、akoです。
先日、仕事で落ち込むことがあり、帰り道も鬱々とした気持ちでした。しかし、世の中は変わりなく過ぎていて、いつものように多くの人とすれ違いました。人とすれ違っていくうちに、なぜか気分が戻ってきたんですよね。そのとき、人がいるっていい!と思いました。
人が溢れるほど多いのに、人に無関心である東京が私にとっては居心地がよかったのです。無関心でいいんです。ただすれ違うだけでいいんです。だけど、人という存在が多数いるだけでどこか安心しました。
私は、東京圏で生まれ育ってきました。そのため、地方で長く暮らしたことがありません。オーストラリア留学でさえ、メルボルンというオーストラリアで2番目に大きい都市を選び、シティのど真ん中のマンションでシェアハウスをしていました。東京の方が賑やかで人は多かったですが、それでもスーパーや飲食店は夜遅くまで開いていて明るかったです。
「だから無関心が良いなんて思うんだよ。」と言われれば、そうかもしれません。比べようがないのだから。
東京の"人の無関心さ"は情報の多さからくるものだと言う記事を以前見て、そのときに妙に納得したのを思い出しました。ただでさえ人口が多い東京で、そこには色んな人がいて、それに一つ一つ反応していっていったら自分の情報処理能力が追い付かず、身が持ちません。それ故に無関心になるのでしょう。
先日の私の体験もおそらく入ってくる情報が多すぎて、一時的に処理できなくなった故に深く考えることを脳が諦めたから、気分が戻ったのではないかと思います。
もちろん無関心が全て良いというわけではなく、それによって起こる弊害もマスメディアで何度も言われています。無関心のため通報が遅れた、発見が遅れた、救助が遅れた・・.など出したらキリがないでしょう。
ただ地方でも無関心な人は一定数存在すると思うので、東京だけで起こることではないと私は思います。
そういうデメリットがあることを理解しつつ、それでもやっぱり人に無関心である東京に救われていて、東京は私にとって居心地が良い場所には変わりありません。
やっぱり東京っていいなと思いました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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