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公衆衛生を学ぼうと思った理由

こんにちは、akoです。

今日は薬剤師である私が公衆衛生を学ぼうと思った理由について話していきます。


医薬品開発の限界

近年、薬の開発は難しいと言われています。それは新薬の承認件数からも明らかなのではないでしょうか。低分子化合物からバイオ医薬品へと研究開発もシフトチェンジしています。というよりは、低分子化合物が出尽くしてしまった感があるため、そちらに移行せざるを得ないといった方が正しいかもしれません。では、今後はどこにフォーカスが当てられていくかといったら、やはり健康・未病・予防だと思います。

公衆衛生という薬学に捉われない勉強をしたい

どうしても薬剤師である以上、真っ先に薬に意識がいきます。そして、自然と周りには薬剤師ばかりが集まってきます。それが悪いかと言われたらそうではないと思いますが、少なくとも私には窮屈です。
以前、大学の先生が「薬剤師は内輪だけで盛り上がる傾向がある」と話していました。本当にその通りだと思います。自分たちはあれもやっている、これもやっていると内輪だけで盛り上がっていて外に発信していっていない気がします。しかし、ここ近年SNSで発信している方が増えたような印象は受けるので少しずつその状況も変わってきているのかもしれません。いずれにしても、医療というのは薬剤師だけで回っているものではありません。薬剤師以外にも医師、看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、栄養士、作業療法士などたくさんの医療従事者、そして行政が医療を支えています。彼らと意見交換をしたり、彼らから話を聞くことは視点の違いから新たな発見があり、とても勉強になります。医療従事者として健康という側面からアプローチしたいと考えたときに、公衆衛生を学ぼうと決意しました。

ずっと薬局は無理(笑)

薬剤師という仕事は嫌いではないですが、薬局で定年までずっと働きたくはありません。その理由は様々あり、ここに書けないものもあります(笑) ただ私自身、閉鎖的な空間、変化を拒むという点があまり好きではないんですよね。
薬剤師は保守的な人が多く、仕事を辞めて海外に行ってしまった私なんかは変わり者として扱われます。SNSでは何人も見かけるのですが、現実世界ではごく一部なのだといつも気づかされます。
一度きりの人生、嫌なことは避けられるのであれば極力避けて、楽しい人生を送りたいものです。

私は
①公衆衛生を学びたい
②この先もずっと薬局で働くということはしたくない
この2点のみがモチベーションです。要はキャリアアップのためです。

以上、私が公衆衛生を学ぼうと思った理由です。たいした理由ではなく驚かれたのではないでしょうか(笑)

こんな私がどう成長していくかを見守っていただけると嬉しいです。




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