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読み聞かせのプロが教える!【絵本編】

こんにちは(*'▽') KAKOせんせーです!

今日は何百冊と読み聞かせをしてきた私から子どもを惹きつける絵本の読み方を伝えたいと思います!



1.絵本とは

絵本は基本的に親子で読むようにできているように思います。

親子のコミュニケーションをとるきっかけの一つ。

子どもにとって絵本の読み聞かせは成長にとても大切です。

良いことばかりの絵本!沢山読んでほしいですが大変ですよね…

そこで1日1冊を目標に!ぜひ家庭にも取り入れてみて下さい。



2.絵本選び

子どもがいる家庭は絵本を持っている方が多いと思います。

私も仕事柄沢山の絵本を持っています。

世の中にはたくさんの本が並んでおり、何を選んだらいいのかわからない方も多いですよね。

選ぶときに大切なポイントとしては『読む相手・タイミング』を考えて選ぶことが必要です。

・読む相手

➀適正年齢…年齢にあっていないと難しすぎたりつまらなかったりと絵本に興味をなくしてしまう危険が!

②性格…子どもの集中力の時間や成長スピードによって好きな本は変わってきます。

・タイミング

①季節…春夏秋冬や行事なども大切にしていく必要があります。絵本の楽しそうな世界から興味を持つきっかけにもなります。

②時間帯…子どもがぐずった時、寝かしつけの時、子どもと触れ合いたい時など読むタイミングにあったものがあります。せっかく寝かしつける時に子どもが興奮して寝れなかったら大変ですよね。

③興味…子どもが何に興味を持っているのかが大切。興味を持ちそうなもの・持ってほしいものを選ぶのも良いかもしれません。

その他にも様々なことを考えていますがこんなにも沢山のことを考えて絵本選びをしているのです。しかし絵本を読むためにはお金や時間、保管場所も用意しなくてはいけないですよね。

給料の少ない保育士にはとても難しいので私は毎年読むことが出来るもの、私が好きな絵本は購入し、その他は園や図書館から借りて節約しています。保育士同士での貸し借りもしているのでとても助かります。ママ友同士で貸し借りするのもありかもしれませんね。その際取り扱いや紛失でのトラブルが起きないように気を付けてください。



3.読むときのポイント

保育士は子ども達の顔、反応を見て楽しめるように臨機応変に表現を変えています。しかし家庭では親子の時間を大切にしてほしいのでこんな風に読んでほしい!!

・姿勢

乳児は膝の上にのせて、幼児はすぐ横に座り一緒に絵を見ながら絵本を読んであげてほしい。母のぬくもりを感じながら母の声を聴くのは子ども達にとってとても幸せな時間です。

・声

絵本を読むときにとても大切なのは声!

保育士は文字数や内容によって表現を変えていますが親子での読み聞かせの時はあまり気にしないほうがいいと思います。

場面によって多少抑揚をつけたり緩急をつけることが望ましいですが絵本は基本的に強弱をつけずに読むことをオススメしています。

柔らかな優しい母親の声・低くて頼もしい父親の声など大好きな自分の親の声が1番安心しますからね。これは保育士には真似できないことです。

・同じ絵本を繰り返し

子どもは初見で絵本を全て理解できるわけではありません。何が楽しいのか何を伝えたいのか何度も何度も繰り返すことで面白さを感じてくれます。

子どもが毎日同じ絵本を選んできたときは「好きなんだね」と認めてあげてから何度も繰り返して読んであげましょう。親としてはこの本も読んでほしいと感じる時は「ママの好きな本も読ませて」と言って読むようにすると自分の好きなものを認めてもらえたという気持ちから他の人の好きな物も受け入れることが出来るようになります。一週間に1・2回取り入れてみて下さい。

・読み手が飽きないもの

一番は子どもが好きな本を読んであげるべきなのでしょうが子どもの世界はとても狭いです。長く生きてる分大人の方が視野は広いですよね。視野を広げるお手伝いとして読み手の好きなイラストや内容の絵本も取り入れてみましょう♪

読み手の楽しい気持ちが子どもにも伝わり好きになってくれるかもしれません。大人が読むから楽しい絵本もありますよね!例えば『ママがおばけになっちゃった!』は有名ですよね。私も読み聞かせ中に涙がこぼれてしまいました(笑)

・読み終わったら感想タイム

始めは「楽しかった?」や「何が出てきたかな?」など簡単な質問やクイズなどをしてみると余韻に浸ることが出来ます。成長や回数に応じて、何を感じたのかどのような感情なのか自分の気持ちについてや主人公の気持ちなど相手の立場に立って考えるなど国語や道徳的な導入としても活かすことが出来ます。



4.まとめ

・絵本は親子のコミュニケーションツール!

目標1日1冊!!

・絵本を選ぶときに大切なポイントは『読む相手・タイミング』を考えて選ぶことが必要。

・読む相手⇒適正年齢と性格にあったものを。

・タイミング⇒季節や時間帯、興味を意識して。

・読むときのポイントは姿勢乳児は膝の上にのせて、幼児はすぐ横に座り一緒に絵を見ながら絵本を読むことで母のぬくもりを感じながら母の声を聴くことが出来、子ども達にとってとても幸せな時間です。

・読むときの声は場面によって多少抑揚をつけたり緩急をつけることが望ましいですが絵本は基本的に強弱をつけずに読むことをオススメしています。

・同じ絵本を繰り返し何度も何度も読むことで面白さを感じてくれます。

・マンネリ化しないためにも読み手(親)の好きな絵本も取り入れよう!

・読み終わったら終わりではなく、余韻を楽しみましょう♪




5.さいごに

今日は親子の時間をより良いものにしてもらいたく、絵本の選び方や読み方のコツについて記事にしてみました!

私自身幼い頃、母が読んでくれる絵本や作り話を聞く時間がとても大好きでした。大人になってから読み返してみると内容の奥深さや可愛いイラストをより楽しむことが出来ました。自分が読んでもらった絵本を大人になって自分の子どもに読み聞かせたときに改めて気づくことが作者の意図だったりするのかなと勝手に解釈しています。

オススメの本や年齢別の適した絵本はまた今度記事にしたいと思います。



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