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上手な叱り方ってあるの?

こんにちは(*'▽') KAKOせんせーです!

今回は叱り方について話をしていきたいと思います。

そもそも叱り方に上手い下手があるの?と感じている方もいるかもしれませんが実は叱り方にもコツがあるんです。

しかし、つい感情的になってしまったり何度言っても言うことを聞いてくれなかったりと子どもの叱り方には悩みがつきものですよね。

『叱る』とはどういうことなのか…

自分の叱り方は他人からどう見られているのか…

そもそも子どもを叱れない…

ひとつひとつ解決できるように一緒に考えてみましょう。



1.『叱る』と『怒る』の違い

私は叱るという言葉を使ってきましたがそれは怒るという行動とは別物であると思っているからです。

私の主観的考えにはなってしまいますが

『怒る』・・・【自分のために怒る】相手が自分に悪い影響を与えた。自分の指示した通りに動かない。⇒自分が腹を立てたことを相手にぶつける行動。

『叱る』・・・【相手のために叱る】周囲に迷惑をかける。危険な行動にまつわる行動。⇒相手が気付いていないことを適切に促す行動。

と考えています。

少し違いますよね。あなたの子どもに対しての対応はどちらでしたか?




2.NGな叱り方

上手な叱り方の前にこれだけはやってはいけない叱り方が3つあります。

逆にこの3つをしなければ上手な叱り方ということですね♪


①子どもの自尊心を傷つける怒り方

「お前なんかいらない」「バカじゃないの」「ブス・キモい」など子ども自身の存在や容姿について否定する言葉を使った怒り方です。

これは自分が腹を立てたことを相手にぶつける行動にもなっています。

ましてや怒鳴ったり暴力をふるって怒ることは絶対にやってはいけません。

これは叱る・しつけではなく虐待になってしまいます。


②叱り過ぎた後に謝らない

気持ちに余裕がなく子どもを叱り過ぎてしまったと後悔することもあると思います。

女性はホルモンバランスの乱れで自分でも抑えられない時がありますよね。

もうやってしまったことは仕方ないのです。

大切なのはそのあとの行動です!!

「さっきは叱りすぎちゃった。ごめんね。大好きだよ」と抱きしめながら謝りましょう。

「親のプライドがあって…」と謝れない人は自分に自信がない証拠。

子どもは親や周りの大人の行動を見て社会の規範を学びます。

自らが行動をし、子どもに示すことが何よりも大事なのです。


③叱り方に一貫性がない

同じことをしたにも関わらず、大人の気分のよって見逃したり虫のいどころが悪いと強く叱ったりすることがあると子どもは困惑します。

何が良くて何が悪いのか大人の顔色を窺って接するようになります。

子どもが困らないように一貫性のある叱り方をすることが大切です。

その中でも大人が何に対して一番叱るポイントがあるのか子どもに気持ちを伝えることは大切だと思います。

私が保育現場で叱るポイントとしていたのは『相手を傷つけた時・危険な行動をした時・自分たちで決めた約束を守らなかった時』です。

もちろん相手の気持ちを聞いたうえでどうしたら良かったか相手が気付いていないことを適切に促す為に叱るのです。

逆に『失敗や喧嘩』は叱ることがなかったです。

失敗は成功のもと、喧嘩は感情を理解したり言葉の表現を広げることが出来るからです。

まあ…喧嘩の内容にもよりますけどね。

家庭とは多少違う点があるかもしれませんが寛容に対処しようとする心掛けが大切です。

価値観は人それぞれ違うと思うので夫婦で話し合っておくことをオススメします(^▽^)




3.まとめ

・叱り方にもコツがあり、子どもにとって心身の成長に大切である。

・『怒る』・・・【自分のために怒る】相手が自分に悪い影響を与えた。自分の指示した通りに動かない。⇒自分が腹を立てたことを相手にぶつける行動。

・『叱る』・・・【相手のために叱る】周囲に迷惑をかける。危険な行動にまつわる行動。⇒相手が気付いていないことを適切に促す行動。

【NGな叱り方】

①子ども自身の存在や容姿について否定する言葉を使って怒る

⇒怒鳴ったり、暴力をふるうことは絶対に禁物。

②叱り過ぎてしまったあと謝らない

⇒自らが行動し、子どもに示すことが大事。プライドは捨てて謝りましょう。

③叱り方に一貫性がない

⇒親の気分によって怒ったり怒らなかったりすると子どもが困惑してしまう。何について一番気持ちを持っているのか考え、寛容に対処する。価値観は人それぞれなので夫婦間で話し合っておく。




4.さいごに

叱るって難しいですよね。些細なことでもグチグチ言ってしまったり、カッとなって怒鳴ってしまったり。しかも子どもは絶妙に地雷を踏んでくるんですよね。やってしまったことは大人も子どもも仕方ありません。その後謝って繰り返さないように一緒に考えていくのが大切なのです。経験しないと人って学ぶことが出来ませんから。心の器を大きくして見守りましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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