炭酸水は高齢者の体に合わない?

炭酸水ブームの影響か、高齢者の間でも炭酸水を飲む人が増えています。
もともと炭酸水はヨーロッパでは薬代わりに飲まれていたこともあり、高齢者が飲んでもほとんど問題はありません。
ただ、体質やよっては注意が必要なので今回はそれを説明していきます。

①腸や胃に病気がある人は注意が必要
炭酸が胃腸を刺激し、お腹が張る、腹痛を起こしやすい可能性があります。不安な人は医師に相談してください。

②貧血の人は少量で
炭酸水により、鉄分の吸収が妨げられることがあります。貧血の診断を受けている、鉄剤を飲んでいるという方は飲むなら少量にしましょう。

③冷やしすぎるとむくみのもとに
炭酸水は飲みすぎると体が酸性に近づき、代謝が悪くなることがあります。特に冷たくすると胃腸を冷やし血液の吸収率を下げ、むくみにつながります。冷え冷えの炭酸水は美味しいですが、むくみがある人は常温がおすすめです。

④ダイエット目的が逆効果に。
炭酸水はお腹を膨らませる効果がある反面、少量だと食欲を増進する働きもあります。
ですので、ダイエット目的ならペットボトル1本分以上飲む必要がありますし、食欲増進ならグラス1杯程度で抑える必要があります。

今回はあえて炭酸水を飲む際の注意点を話しましたが、炭酸水は基本的にデメリットの少ない健康飲料です。(糖分がいり、フレーバーが入りのものは除きます)
高齢の方の中には炭酸水というとお酒やコーラなどがイメージされるのか、歯がとける、胃が悪くなるという人もいますが、根拠のないデマです。水代わりに飲んでも問題ないですし、炭酸水を飲むようになってお酒の量が減った、朝の目覚めがよくなったという人さえいます。
何よりお酒よりもジュースよりも安価ですので、興味がある方は騙されたと思って飲んでみてください。結構ハマるかもしれませんよ?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?