2022年8月のインプット・アウトプット
こんにちは、 @aknecco です。
2022年もあと4ヶ月となりました。はやい……!
現在メインでやってること
サイト制作
ポートフォリオサイトに載せる制作物の一環で、Webサイトの制作を頑張ってます。
クライアントは架空なのですが、設定は自分で改変できないようにモデルのサイトを用意して、そのサイトの課題を見つけ、課題解決のためのリニューアルという体裁にしました。
コンセプト設計からデザインカンプ制作まで、その都度添削していただいていて、もうすぐデザインが完成します!
完成したら、ついに苦手なコーディングに取り掛かります。震える。。。
今月やったこと
サイトレビュー会
Webクリエイター養成所 Shibajuku で不定期開催しているサイトレビュー会!
今回は「採用サイト」というテーマで、サイボウズさんの採用サイトとフェリシモさんの採用サイトをみんなで分析しました。
どちらもすごく素敵なサイトで大好きです。
事前に登壇者の方にはどちらか分析したい方を選んでいただいて、当日一人ずつ分析内容を発表し、最後にみんなでディスカッションする流れで行いました。
わたしはサイボウズさんの採用サイトを分析させていただきました。
本当に見やすいし、わかりやすくて操作しやすい。コンテンツ量は多くても情報が整理されているので、求職者が欲しい情報を探しやすいです。
本当に採用サイトのお手本のようなサイトです……!
特にクライアント側と求職者側、それぞれの立場に立ったときの課題をWeb制作によって解決に導いているところが本当にすごいと思いました。
わたしはサイトを一から作るなかで、クライアント側、ユーザー側それぞれの目線で見ることができてないなと反省したところだったので、とても勉強になりました。
これは余談なのですが、わたしの会社ではサイボウズさんの製品「サイボウズOffice」というグループウェアを導入しています。
デザインはオシャレではないです。だがそれがいい!
会社に限らずあらゆる組織では様々な年代の方が所属しているため、恐らく洗練されすぎたデザインだと使いづらいと感じる方もいらっしゃるのではと思いました。
その点、サイボウズOfficeはオシャレなデザインではないけれど、どこに何の機能があるのかパッと見てわかりやすいですし、使いやすいです。
つまり何が言いたいかというと、実際に製品を使って「わかりやすい・使いやすい」と感じた気持ちと採用サイトを見て感じた印象がほぼ同じで、芯が通っていると感じました。
採用サイトを通じてサイボウズさんの良さに触れられる、とても素敵なサイトだと思います。
すみません、余談が長くなりました。
あとは、みなさんの分析にかける熱意がすごかったです……!発表内容を聞くのもすごく勉強になりますが、そこからみんなでディスカッションすることで気づいたことも多かったです。本当に学びが多くて素敵な会です。
登壇者のみなさん、見学のみなさん、お忙しい合間を縫ってご参加いただき本当にありがとうございました。
そしてnamiさん( @yusuke_nm )がフェリシモさんの採用サイトの分析内容をnoteにまとめてくださってます。とても細かく丁寧な分析をされていてすごいです。ぜひご覧ください!
また、制作会社のベイジさんとメフィラスさんがそれぞれ制作秘話をアップしてくださっていますので、ぜひこちらも!!
今月読んだ本
『How to Design いちばん面白いデザインの教科書 改訂版』
再読です。
造形や配色、レイアウトなど、デザインに関する基礎的な考え方が章ごとにまとまっています。
デザインの勉強を始めたときに読んだことがあったのですが、そのときは正直あまり理解できませんでした。(カイシ先生ごめんなさい)
確か『なるほどデザイン』と一緒に読んで、『なるほどデザイン』の方が面白いな……と思った記憶があります。
あれから時が経ち、再度読み返してみると面白かったです。すごく理解が深まりました。
レイアウトを考えるとき、配色を考えるとき、文字組み、写真を使うとき、印刷するとき、デザイン業務の全てにおいて考える土台を作ってくれるような本だと思います。
『タイポグラフィで魅せる広告デザイン』
Webサイトのメインビジュアルに悩んでいたときに、Webサイト以外からもインスピレーションを得たくて読みました。デザインのテイストごとに章が分かれていて、色々な文字のデザインが収録されています。
タイポグラフィの参考だけでなく、配色やレイアウトの勉強にもなると思いました。
『マークの本』
グラフィックデザイナーの佐藤卓さんが手掛けたロゴマークの制作秘話を掲載した書籍です。制作背景がメインの本って貴重なので、後生大事にしたい。
ひとりよがりな提案になっていないか再度考えるきっかけができましたし、クライアントを巻き込んで共に作っていくことの大切さを学びました。
『MdN デザイナーズファイル2022』
目の保養、その1。
そういえば今年はまだ買ってない!と気付いて購入しました。
ぱらぱらとページを繰っているだけでワクワクします……!
『月刊 デザイン(월간 디자인)』
目の保養、その2。
designhouseという出版社が発刊している、韓国のデザイン雑誌です。
この号は「2021年の韓国のデザイン年鑑」というテーマで、昨年の韓国国内の主要デザイン・プロジェクトがまとめられています。
載っている分野は、広告デザイン、プロダクトデザイン、アプリデザイン、建築デザインなど。
あと、ミニチュア写真家の田中達也さんの記事が掲載されてました!
MdNデザイナーズファイル同様、めーっちゃワクワクする雑誌です。
『左ききのエレン』
広告代理店の若手デザイナーの半生と、彼をとりまく周辺の人々の人間模様を描いた漫画です。
すっっっごく面白かった!!です!!
デザイナーとしての葛藤、社会人としての迷いなど、普段公に語られることのないような渦巻いた感情が読みものとして昇華されているのがすごい。興味津々で読みました。
原作版とリメイク版(作画が綺麗、追加エピソードがある)の2種類あって、わたしは原作版を読みましたが、今読むならリメイク版の方が良いかもです。
ちなみに1番好きなキャラは柳さんです。
柳さんに叱られたい、ボコボコにされたい……!
そして9月から、柳さんを主人公にした外伝の連載が始まりましたね!大歓喜。
Webの楽しいところって、なんだろう
あとは勉強 / 制作の類ではありませんが、最近いいなと思ったサイトをShibajukuのサロンメンバーさんたちと一緒に見て、そのサイトの好きなところを語らう会もやりました。
その会以外でもよく友達とSlackで好きなサイトをプレゼンしあったりしているのですが、いろいろサイトを見ていくなかで、「なぜWeb制作の道に進みたいのか?」と自分の中で問いかけていた答えが、やっと見つかったような気がします。
たとえばこのサイト。
香水のサブスクのサイトです。
このサイトを見たときに、色彩やインタラクションによって香りが可視化されているような印象を受けました。ふわっと香るような感じがわかるというか……。
音を聞いたり文字を見たりすると色を感じることを共感覚と言いますが、そんな感覚に陥りました。
また例を出すと、このサイト。
木製楽器を製造している会社さんのサイトです。
アニメーションのひとつひとつが軽やかで楽しく、まるで楽器が鳴っているかのような印象を抱きました。
匂いの検知には嗅覚を使います。
音の判別には聴覚を使います。
でも、その嗅覚や聴覚に訴えずとも、視覚などの他の感覚器を刺激することで擬似的なアプローチができるんだ……!
それによってクライアントさんの事業内容や製品のこともより深く伝えられることができるのでは……!
と気付きました。
なので、目で見て疑似的に手触りを感じたり、操作してみて心地よさを感じたり、そこにも工夫を施せるのはWeb制作ならではだと感じます。
そして、それはWebの良いところ、楽しいところでもあるんじゃないかな?と思いました。
8月のまとめ
8月はデザインカンプを作ったり、サイトレビュー会を開催したり、読書をして知識のインプットをしました。
また初めてデザインカンプを作ってみて、自分の至らない点が浮き彫りになりました。
制作スピードが遅い(しっくりくるデザインを作るのに時間がかかる)
デザインの引き出し不足
引き出しにストックしたものを適切に引き出せる判断力の不足
とにかく制作スピードが壊滅的に遅いです。
デザインツールの効率化を考えたり、もっと参考デザインを収集して制作スピードを上げられるようにしないと、と思います。
デザインの引き出しの中身も追加したらそのまま放置なので、ラベリングしたり整理整頓して引き出しやすくするようにしたいです。
その他、苦手だな〜と思うこととか、もっと改善した方がいいと思ったことは、就職するまでにクリアリングしておきたいです。
9月の目標
今作っているサイトが完成しないことには、前に進めないので……
デザインカンプを完成させる
CSS設計を勉強する
コーディングに着手する
並行してデザインのインプット・アウトプットもする
がんばります!!
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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