【映画/感想】The Tomorrow War:トゥモロー・ウォー/時間の謎のおもしろさ

アマゾンプライムで配信されている,「The Tomorrow War」を観ましたので感想を書きたいと思います^^

テーマは大きく分けて2つです。

できる限り直接的な内容は書かないようにしようと思っていますが、ネタバレも含みます。
また、映画の内容から触発された個人的な謎、つまり内容にあまり関係のないことも書いています。

どうかご注意くださいませ。

時空を超える?

この映画は、ひとことで言うと「時空を超えてエイリアンと戦うSFアクション」です。

ということですので、作品内では時空を越えるシーンがあります。
その際の移動手段としてある方法が使われています。
もちろん「行き」も「帰り」も同じ方法が使われているはずなのですが,その映像が私には「行き」と「帰り」では少し違ったように見えました。

特に「帰り」のシーンでは、以前どこかでみた「量子テレポーテーション」のシュミレーション映像が思い出されました。

そこで思ったのが,「量子テレポーテーションで,過去や未来に行くことは不可能なのかな?」ということです。

この手の話は素人なので突っ込んだ話はできないのですが,個人的にこれからの勉強で解きたい謎の一つとして、今の疑問を書いてみます。

量子テレポーテーションで時空を超えることはできない?

「量子テレポーテーション」は絡み合う二つの粒子が必要になるため,対になる粒子も必要ということですよね。
となると,「過去(未来)に行こう!」と思うと,その対になる粒子は過去(未来)にある必要があるということでしょうか。
ということは、現実的に考えて量子テレポーテーションを使って時空を超えるのは難しそうです。

でも・・・。

例えば「いま」、日本からアメリカに「量子テレポーテーション」するとしたら、それもある意味「時間と空間を超えた移動」ということにはならないのでしょうか?

テレポーテーションには量子もつれだけでなく「情報を伝達する時間」が必要になるとしたら、そこで「時間のずれ」が生じるのではないでしょうか。
どれくらいの時間のずれがあるのかわからないのですが、厳密に言えば、それは「時間も超えている」ということにはならないのでしょうか。

ちょっと素人考えで無理やりすぎるでしょうか・・・。

この辺りの話は本当に難しくて、まだ高校物理も勉強中のわたしにはなかなかハードルが高いのですが・・・。
いつかきちんとした資料が読めるくらいにはなれたらいいなぁと思っています^^

多様性の尊重が有事の救いに

もう一つ印象的だったのは、作品中に登場する「ある男の子」です。
その子はいつも「自分の好きなこと」の話をするので、みんなからうんざりされています。

現実的に、こういう子(人)は実際にたくさんいて、「役に立たない知識」と潰されてしまうことも多いかもしれません。

でも作品中では、この男の子が大活躍するシーンがあるのです^^

それは、「多様性」の尊重が「有事の救い」になることもある
ということを強く感じさせられたシーンでした。

もしかしたら、その「知識」「多様性」は日の目を見ないままになるものも多いかもしれません。
(「有事」なんて、ない方がいいですし・・・)

それでも、それぞれが得意なこと、学びたいことを、もっと突き詰めて学ぶことが、もっと尊重されるようになれば、いい社会が作れるのではないかなと感じているのです。

おわりに

アクションとしてはとっても迫力ある作品でした!(いろんな意味で怖かったです…)

考えさせられることも多い作品でした。
温暖化や、人類が行なってきた侵略(映画とは直接関係はないですが)、未来のこと、家族関係、心の問題…

まだまだ、学ぶこと、やるべきことはたくさんあります^ ^





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