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【タロットde内観】主観視点よりも客観視点で内観する

タロットを使うと自然と客観視点になれる

タロットリーダーも、相談者も自分自身だとイメージしてみてください。
自分自身に客観的に問いかけることができます。

自分自身のためにカードを引いても、主観視点に立ったままだと読みづらい。立っている自分は鏡なしでは見つめることができません。

客観視点で内観するとは、まるで他人のことのように自分の悩みについて、内側に問いかけてたり、受け応えたりすること。タロットを使うと自然と客観視点に立てます。

自分責めやぐるぐる思考は足踏み状態を生む

主観的な問いかけは、ともすると、自分責めになったり、ぐるぐると出口のない思考のループに入ったりしがち。
過去の自分の行動や、変えられない自分の性質を責めても何も解決しません。それに、しばらく考えても解決しないから「悩んでいる」のですよね。

自分責めも、ぐるぐる思考も「足踏み状態」です。変わろうとして足は上げるのだけど、一歩前に踏み出せない。今いる場所から動くのが怖い。変わりたいのなら、その上げた足、少しだけ前に出しましょうか。

やってしまいがちな主観的な内観

  • 悩みに対して自分を責めてしまう(なんでわたしはいつもこうなの?、どうしてできないの?、なんでこんなことしたの?)

  • 悩みについて自問自答する(わたしはどう考えているんだろう、わたしはどうしたかったんだろう、わたしはどうなるんだろ)

客観的な内観の一例

  • 起こった事実に良し悪しをつけず明らかにする

  • 自分ができること、できないことを等身大で認める

  • わがままで子どもみたいな感情も隠さず「そうだったんだ」と受け止める

悩みごとが無くてもタロットで内観をやってみたらいい

内観するために、タロットを引いてみます。
そのカードを見て感じたことを言葉にしてみましょう。
カードから感じたことの言語化は、頭の中だけでやらずに、声に出すといいです。頭の中って案外狭いんです。最初の言葉を覚えていようとするから、すぐにいっぱいになってしまう。声に出したり、紙に思いついた単語を書き出したりするのがオススメです。

カードから感じたことが出つくしたら、出てきた言葉を吟味します。思いがけない言葉があったり、やっぱりね、と感じるようなおなじみの言葉があったりすることでしょう。出てきた言葉の奥にある気持ちに気がつきますか。過去の経験に思い当たることがありましたか。

カードから感じたことを言葉にするときと、吟味するときに客観視点を使います。誰かに気を遣ったり、遠慮したりしないこと。自分のことをよき理解者として信頼し、客観視点で受け応えていきます。

思いがけない言葉には、「そうか、そういう感じ方をしたんだね」
おなじみの言葉には「そうだね、そう思ってるよね」「いつものそれね」
言葉の奥にある気持ちに気づいたら、助長せずに同調します。
過去の経験に思い当たった場合は、そのときに感じたけど言えなかった気持ちを代弁してあげます。

タロットを使って内観すると、自分の内側とじっくり向き合って、ゆっくり対話する素敵な時間が過ごせます。感情のジェットコースターに乗らず、穏やかに対話は進みます。客観視点のおかげです。

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