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【タロット】逆位置の解釈

逆位置=反対の意味ではない

逆位置だから、反対の意味で読む、と思っている方が多いかもしれません。

例 恋人たちのカードの逆位置

例えば、恋人たちのカードが出たとき

正位置:恋人ができるかも。いいことが起こるかも。

という解釈が一般的に多いです。
このカードが逆位置で出たらどうでしょうか。

・恋人と別れるかも?
・悪いことが起こるかも?

いいえ。そうではありません。
逆位置でも、あくまでそのカードのエネルギーであることには違いありません。

では、どう読むか。

そのカードのエネルギーが
・過剰である
・希薄である
のが逆位置です。

正位置は「ちょうどいい」「ピッタリ」

正位置だと「ちょうどいい」エネルギーです。

時計の針で言うと、12時ちょうどの位置が正位置だとしたら、それ以外の12時1分~59分までのぐるっと一周が全て逆位置です。

エネルギーがかたよっている、というのが逆位置。

なので、例に挙げた恋人たちのカードの解釈としては

・恋人ができるけど、ちょっとタイプじゃない
・友達以上恋人未満みたいなはっきりしない人ができる
・ある側面からはいいことだけど、別の側面からみたらそうでもないみたいなことが起こる

というようなスッキリしないような解釈になります。

逆位置を重要視し過ぎない


逆位置を重要視しすぎると、逆位置だから、逆に読まなくては!!と感じるかもしれません。

でも、そのカードが出たのだから、そのカードの経験をしたいわけです。

それなのに、何らかの事情で「こじれてて」(笑)逆位置で出ちゃった。

逆位置で出る場合は
・時間の経過
・すでに起きていること
というのもあります。

特に、行動指針や、アドバイスに逆位置が出ると、そのままではかなり読みづらい。ゆえに、正位置で解釈したらいいと思います。

行動指針やアドバイスに、逆位置をあえて採用するのであれば、正位置で解釈したことに「こだわりすぎる」もしくは「気を配らなすぎる」というようなニュアンスを加えるといいと思います。

過去にも逆位置について書いた記事がありますので、こちらもご参考になればと思います。

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