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タイトルをつけるということ

タイトルを決めるのって、難しいですよね。
小学生のとき作文をよく書かされましたが、内容は仕上がっていても表題がなかなか決まらなくていつも困っていました。

今も困っています。noteで日記を書いていきたいのですが、どうもいいタイトルが思いつかない。長いのは論外で、さくっと1-2語にまとめたい。かといってしっくりくる言葉が見つかるわけでもない。もちろん候補はいくつかありますが、どれもどうも決め手に欠く。

そもそも内容が決まっていないものにタイトルをつけること自体、自分であまり納得がいっていないんです。タイトルって内容全体を端的にカバーしているものが望ましいんですよね?なら内容ありきじゃないですか。
学術論文の類のタイトルは割と機械的に決められているし、大体の読み物は何かしらのテーマがあるのでキーワードが選ばれていることが多いですよね。あと方法論を書いた本は「~のしかた」「~のために」とか。(もし著書をお持ちの方がいらっしゃったら、どのタイミングでどうやってタイトルを付けたのか教えていただけたら嬉しいです。)

日記の場合、そうはいかないですよ。不定期で更新するつもりですが、とくに話題を絞る気もないので雑多にいろいろと書いていくことになります。自分の日常生活にテーマなんか持たせていないので、持ち合わせている語彙のなかから即席の代表候補を募るわけですが、どれをとってもあとで重荷というか縛りになってきそうで選ぶことができませんでした。

しばらく悩んでいるうちに、話題が飛躍してきました。タイトルを決めることとものに名前をつけることの違いってなんだろう。同じようなものなのかな。生まれてくる子どもの名前を考えることもまた違うんだろうか。このあたりの話は長くなるので別の機会に深堀りしたいですが、最終的にはタイトルって別に気楽でいいのかもしれないという結論にいたりました。

内容に関係なく何か思い入れのあるもの、時間が経っても変わらず愛せるものをタイトルにしよう。ということでやっと決まったのが「かたばみ」です。
小学生のころからカタバミは大好きです。触れると種が弾けて出てくるロケットの形をした実と、ちいさくて可愛らしい花が気に入っていました。振り返れば、いま私が花々に対して抱いている関心の原点はカタバミにあったのではないかと思います。

ということで、日記帳「かたばみ」をのんびりと書き始めることにします。ルーティンにすると大変なので、何か思うところがあったときに随時更新していこうと考えています。
見守ってくれたら嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。

服に種をつけて帰ってよく親に注意されていました笑



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