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Switch版Milk inside/outside a bag of...の和訳が改善されたらしいよ

 勤労感謝の日に勤労していたので世界中の皆はオラに感謝を分けてください。

 …本題に入りましょう。


和訳パッチが配信されたようです


 Switch版が発売されたものの、和訳に違和感があると評されていたMilk inside/outside a bag of…に修正パッチが配信されたようです。

 ここまでの詳しい流れはここ↓


 前回も触れたとおり例によっておれはSwitch版を持っていないので伝聞になりますが、プレイされた方のスクリーンショットなどを見るにかなりPC版に近くなっているようです。


(このような翻訳になっているとのことです。あまり人のツイートを直リンクはよくないかな…問題があったらすぐ消しますね)

 おれ自身がプレイして断言することができないのが歯がゆいですが、今後はおそらく原意に近い内容でプレイできるかと思います。
 不可思議なコミュニケーション、会話の空中遊泳をぜひお楽しみください。


 あくまで私もいちファンでありこのような事を代表ヅラして言うべきではないかもしれませんが、本件に関わった制作スタッフ様、ならびに事の経緯を取り上げてくださったメディアの皆様、奔走した同じくファンの皆様に感謝申し上げます。

 あ〜良かったぁ……



※蛇足 隙あらば宣伝

 こちらはネタバレになってしまうのですがおれがPC版Milkを遊んだときの感想と、Steamで見つけた興味深い考察を紹介する記事です。
 よろしければ、Milkをプレイしたあとになんとなく目を通していただけるとおれが喜びます。

 詳しくは触れませんが、Milkは作中で言っていることがそのまんま現実のことを言っているか怪しい部分があるので、何が起きていて主人公はどう思ったのか考えてみる面白みがありますね。


※蛇足の蛇足 ドタバタの後記

 この見出しからはおれが今回の一件でもんどりうってドタバタしたことへの個人的感想を書いてるだけなので読まなくていいです


 いや〜〜〜〜〜本当によかったね。まあとにかくNikitaさんがすぐに動いてくれてたみたいなのが本当にありがてえ。まあ一件落着してよかった。
 正直なところ、PC版しか持ってなくてSwitch版に関しては外野だし、ただのいちファンのおれがここまでドタバタして大騒ぎしながら周知してええんかな……?(というかちゃんと周知できとるんかな?)みたいな後ろめたさがずっとあったので、ほんとパッチが当たってくれてよかったなと思いました。

 ありがとうミスターNikita これでちょっと寝れる(ヒゲ)

ただの一般ピーポーのおれにリプライが来てめっちゃ焦った

 これはただの言い訳なんですけど、そもそもおれは誰やねんというとただのPC版プレイヤーなんですよ。しかもPC版が和訳されてから遊びだした後発組なんすよ。
 英語もロシア語も読めないくせに原文をDeeplで対訳して重箱の隅をつつき本編に存在するか怪しい幻覚をフニャフニャ妄想するのが趣味のオタクやってるだけなんで…。

 でそんなただの後発組のおれが「Switch版の和訳がなんかおかしいみたいやで〜〜できたら直してけろ〜〜〜」みたいなことをちょっとつぶやいてみたら


ホアッ!?!?

ってなった。石の裏でダンゴムシみたいに丸まってるオタクのおれに大御所から声かけられたのでビビりちらした。でも教えてくれてありがとうAesthetic Dialectic兄貴。

かくして一般人はへっぴり腰で駆け出した

 おれは正直このリプライを受け取ったとき、なぜワシに!?と思わなくもなかったんですが、それよりまず文頭の"Sorry"を読んでしまったからには「少しでもおれにできることをせなアカンな」と思って稚拙ながら手を動かしました。

 まずAesthetic Dialectic兄貴はPC版の原作ロシア語→英語翻訳を担当した人で、本当にこの作品を愛している人物のひとりなんですよね。ずっと前からMilkのファンアートをRTしたりいいねつけたりしてて、その熱意は前から知っていました。
 Switch版の和訳はForever entertainmentですから、例の和訳はこのひとが悪いわけではないのですが、PC版に関わった翻訳者の一人として責任を感じ、日本のファンの気持ちを汲んで「ごめんね」と切り出したんだろうなと思います。続く言葉も「作品のために動いてくれてありがとう」というもの。きっと複雑な心中だったろうなと思います。

 個人的なことですが、おれもかつて大好きなDDLC(ドキドキ文芸部)というゲームで「この作品のせいで自殺者が出た(※)」というまとめサイトの飛ばし記事やデマ、それを鵜呑みにして知ったかする人たちがわんさか出てくる事件があり、カンッカンに怒り狂って奔走したことがあるので、良い作品がなんらかの誤解のせいで正当に評価されない悲しみには思うところがある身でした。

(※ちなみに当時おれがその一件の源流のソースを辿ってみたところ、「青いクジラ」という自殺を扇動したり脅迫して実行させる事件のせいで亡くなった人のPCにDDLCがインストールされていた、というものだった。これを曖昧に切り抜きして国内の悪質なまとめサイトが過激でいい加減に書き立てたという顛末。それどう考えても青いクジラのせいじゃね?としか思えないのだが…)


 わざわざ英語でいらんこと言ったおれが悪いのに、丁寧に言葉を選んで声をかけてくれたAesthetic Dialectic兄貴に「こりゃ足を向けて寝れねえよ……」と思ったので微力ながらこうしてバタバタと走り回ってみたといったところです。
 結果としてただ騒がしいばかりで役に立ったかどうか自信がないのですが、ありがたいことに志あるメディアの方々に拾って記事を書いていただいてかなり周知されたかなと思います。

 界隈の方々に「なんやこいつ、何様やねん!邪魔やな!」と不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ないですが、そうした自分のみっともないジタバタが少しでも誰かの役に立っていたらいいな…と思います。

 自分語りおわり。


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