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幸福を決める4つのニーズ

人生の目的は、いきがいのある生活を送り、幸せになること。万人が求める欲求である。ではそれを満たすためには何が必要なのだろうか。

「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィー氏は、人間が生きる上で基本的なニーズを4つあげている。

それは、「肉体的ニーズ」、「社会・情緒的ニーズ」、「知的ニーズ」、「精神的ニーズ」の4つ。
肉体的ニーズとは、生きるためのニーズ。衣食住、お金、健康など、生きていく上でベースとなる、必要不可欠なニーズ。
社会・情緒的ニーズとは、他人と接触し、帰属し、愛し愛されるためのニーズ。社会の中で他人との人間関係の中で生きていくニーズ。
知的ニーズとは、学び成長するためのニーズ。
精神的ニーズとは、目的や生きがいをもって世の中に貢献するニーズ。
だからこのうちひとつでも満たされないと、イコール人生が満たされることはないとコヴィー先生は指摘する。

なかなかハードルが高い課題ではあるが、我々がセカンドライフ、シニアライフを過ごす上でヒントになると思う。

この中で重要なのは、一番は肉体的ニーズ。健康やお金など生きるための基本条件が満たされないとつらい。だから年齢を重ねるごとに金銭感覚や健康には敏感になるのは当然ともいえる。あと大事なのは社会・情緒的ニーズ。老人は孤独に陥りやすいというから、いつまでも社会とつながり、お互いが良い人間関係を維持していくのも、幸福で生きがいのある人生のベースとなるだろう。

そこで、私が思うに、この4つの条件を自然と満たす活動がひとつだけある。それは「人に教える」ということ。人に教えるためには、①自分が健康でなければならない②教えるからには自然と人と接する③人に教えるためには学び続けなければならないから自分でも勉強する④教えた人から感謝されれば、他者貢献した満足感や充実感が得られる。

だから、「人に教える」ことが、コヴィー先生が言うところの生きがいと幸福につながると思うのである。それは「労働」以上の最強の活動ではないかと思うのである。
だから私もこうしてセカンドライフやシニアライフに関して勉強し、情報発信をし、人に教えるスキルを見につけたいと思っている。そしていづれはこれらについて人に教えるという小さな野望を持っているのである。

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