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センバツで失われたものは、

球春到来。メジャー開幕から大谷のホームランはまだ出ていません。
大谷だけではなく、選抜高校野球のホームラン数も激減しました。
今年から低反発バットが導入されたためです。

2019年(91回)19本(東邦・石川 昂弥が3本)
2018年(90回)18本(智辯和歌山・黒川 史陽、林 晃汰など)
2017年(89回)23本(大阪桐蔭・藤原 恭大が決勝で2本)
2016年(88回)14本
2015年(87回)17本(敦賀気比・松本 哲幣が大会初の2打席連続満塁弾)
2014年(86回)13本(智辯学園・岡本 和真が2本)

上はここ5年間の選抜で出たホームラン数です。それが今年はランニングHRを入れても3本しか出ませんでした。内1本は神村学園の4番、正林くんが打っています。彼は昨年夏の甲子園でも大活躍でした。
今回のバット変更もあり、大阪桐蔭の選手の中には木製バットを使っている選手もいたほどです。

金属バットの反発率を木製バットに近づけたという今回の制度変更ですが、だったら木製バットに統一したらいいじゃないかと僕は思います。

またもう一つ面白いデータを紹介します。今回センバツ初優勝した健大高崎。正式には高崎健康福祉大高崎高校というんですが(長い校名ですね)、ここは機動破壊が特徴の戦術で、とにかく盗塁を仕掛けてくる高校でした。それが今大会での盗塁は一個もありませんでした。監督いわく、「機動力だけでは優勝できない。守備と攻撃力を磨いてきた」とのことです。

高校野球も時代とともに、ルールや仕様が変わり、それに伴い戦術も変化していく、今年の夏の大会が待ち遠しい、、
また現地観戦に行きたいと思います!


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