見出し画像

自分を知って活かす

"自分を見つける旅"のきっかけ

2番目の子どもが2歳、1番目の子どもが小学校1年生になった頃、コロナ禍で、夫もわたしも在宅勤務に切り替わっていた。

そんな頃、日に日に、生活や仕事をする気力が失われていった。

・おもちゃが散乱してて、洗濯後の衣類が山積みになっている部屋の中
・部屋の仕切りから吊り下げられている洗濯物
・それでも毎日し続けないといけない洗濯
・毎朝、毎晩作り続ける食事
・朝食、昼食後の洗われない食器たち(我が家は夕食後の食器洗い担当は夫)
・たまるホコリ
・食事の度にダイニングテーブルから棚か床に移動される謎の書類たち
・夫にはある仕事部屋が私にはない現実
・夕食と就寝をもっと早くしなきゃと思いながら実現できない自分への憤り
・イヤイヤ期が始まった娘の叫び声とそれに応じる自分の叫び声
・仕事のストレス

こういうほんとに些細な日常的なことに押し潰されて、体が床の中にめり込んでいくような感覚に陥ってしまった。

もともとADHDグレーを自認していたので、認知行動療法のために心理カウンセリングを受けていたのだけど
それでは事足りず、うつ病と診断され休職となった。

休みになって仕事の時間がなくなってボーッとしていた時、
自分がやりたいこと、好きなことが分からない
ことに気づいた。

自分を自分たらしめることが認識できなくなってしまっていた。

そこから、
わたしとは何者なのか?わたしは何に喜びを感じ、何を欲しているのか??
を見つけていくことにした。

色々やってみて感じたこと

a journey to find myself
自分を見つける旅

心理カウンセラーの助言でまずやってみたのは、自分自身の心の声「やりたい、食べたい、行きたい」に耳を傾けて、
それを一つずつ叶えてあげること。

もちろん現実問題叶えてあげられないものもあるけど(海外旅行したい!とか)
容易に応えられるものは、叶えてあげました。
わたしの場合は、お菓子食べたい、寝てたい、漫画読み漁りたい、カラオケで気持ちよく歌いたい、など。

自分の心の声に蓋をしないで、その声が存在することを認め、何かしら応えていく。

他には、巷にある自己理解系の本を読んで少しワークをしてみたりもしました。
これには時間がかかりそうで、まだ道半ばです。

また、Twitter(現X)で #みんなdeポジティブ人間化  もやりました。
自分のその日の良かったこと3つを挙げてその日を振り返り、他の人の良かったことに共感する・してもらう。

自分が満足した出来事や反対に満足度が低い出来事を思い出して、それの何が良かった(嫌だった)かを深掘りするワークもやってみた。

とりあえず何かしら行動してみて、
気持ちもスケジュールもパツパツにしないで、ある程度の余白を作っておくこと
が、わたしにはポイントになりそうだなと思った。

わたしのことをよく知って、心地よい状況に整えてあげる、
これが生きていくための核
になるのかな。。。

今とこれから

そこから数年過ぎて感じることは、
人生そのものが、自分を見つける旅が幾つもあって出来上がっているのではないか、ということ。

自分を見つける旅、自分探し、自己理解…
表現方法は何でも良いけど、それらは完成することはなくて、
もしかしたら毎日やるのかもしれないし、一定の期間でやるのかもしれないし、迷った時にやるのかもしれない。

これからまた3人目の子どもも保育園に行き、わたしも仕事復帰をする予定。

目まぐるしく過ぎていく毎日でも、何とか心とスケジュールに余白を作り、
自分の声に耳を傾けて、心地よい状態を作って
心も体も健康に過ごしていきたい。

ちなみに、「活かす」はまだまだこれからの領域なのです。
自分は、「想像して→創造して→堪能する」 が好きなようなので、
それをさらに深掘りしたり派生させたりして、
「活かす」フェーズに進んでいけたらと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?